きっかけは「すごい副業」 アフターインタビュー(franky株式会社 赤坂さん、採用者2名)
業界を代表する方と働けたり、なかなかできないレアな体験ができたりすることで注目を集めた「すごい副業」。その「後」にはどんな採用結果が生まれていたのでしょうか？
実際に企画を通じ、募集・採用を行われたfranky株式会社の赤坂さんと、「すごい副業」企画を通じて採用された田島さん(正社員として転職/PM)と大原さん(副業/エンジニア)の3名にインタビューさせていただきました。
franky株式会社のCEO赤坂優さん
-- まずは「すごい副業」での採用決定、おめでとうございます！
赤坂：最初企画の打診を受けたときは、正直「僕で恐縮です(笑)」という感じでした。ただすごくいい企画だとも思いました。僕らとしてはありがたいし、YOUTRUSTの会員獲得のフックにもなるだろうなと。実際、蓋を開けてみると、3週間で100件を超える応募があり、正社員2名(PM、バックオフィス)・副業2名(エンジニア)の計4名を企画を通じて採用させていただくことができました。
-- 採用されたお2人とも、すごい副業企画をTwitterで知ったと伺いました。
田島：第1弾の中川綾太郎さんの募集をTwitterで見かけ、その時から企画を知っていました。YOUTRUSTは登録していたような気がしますが、少なくとも積極的には使っていませんでした。
すごい副業きっかけで転職し、すごい本業になったPMの田島さん
職種：PM(正社員)
経歴：株式会社メルカリにPMとして入社。今年の8月頃に転職を検討し始めていたが、偶然Twitterで見かけた「すごい副業」に応募。11月から正社員として株式会社frankyに入社。
大原：僕も同じですね。YOUTRUSTのサービスは、その時初めて知り応募のために登録しました。
副業で参画されているエンジニアの大原さん
職種：エンジニア(副業)
経歴：キャディ株式会社のソフトウェアエンジニア。メルカリ、イプロスなどにも過去在籍。Twitterを見かけて「すごい副業」に応募し、10月から副業で週1程度frankyの開発に関わる。
-- 赤坂さんまたはfrankyのことはご存知でしたか？
大原：エウレカの創業者ということで、赤坂さんの名前は以前から知っていました。franky自体は知らなかったのですが、D2Cの領域は以前から興味があり、ちょうど副業を探していたところだったのでタイミングが良かったです。
田島：赤坂さんのことは、エウレカを退任された記事を読んでいた程でしたが、エンジェル投資家のイメージが強かったですね。次の起業はいつするんだろう、と興味はありました。
-- お2人ともfrankyという会社を知らなかったようですが、それでも「応募しよう！」と思ったのはなぜでしょうか？
田島：ちょうど企画告知があった頃が、転職を検討し始めた頃だったんです。新卒からメルカリで働いていいて、既存サービスの改善を積み重ねていく業務にやりがいを感じながらも、次は0からプロダクトをつくっていくフェーズの仕事にトライしたいと考え始めていました。なので、多くても20人ぐらいの会社規模で、これからプロダクトを通して世の中に価値を提供していこうとする環境を探していました。赤坂さんとの面識は一切ありませんでしたが、すごい副業の企画を見て「赤坂さんと一緒に働くのは面白そうだし、普通ならつながりがないと入れない貴重な機会だろうな」と思い、応募することにしたんです。
大原：僕も同じくエウレカを創業した赤坂さんと働くことができるのは楽しそうだなと思いました。またライフスタイル領域という自分の興味のある分野だったということもあり一度話を聞いてみたいなと思って応募しました。すごい副業の企画がなければ、募集があることも、そもそも会社の存在すら知らなかったと思います。
-- 100名を超える応募があると、選考も大変だったと思います。プロフィール選考は、どの部分を意識して見ていらっしゃいましたか？
赤坂：やはり今までのご経験を最初に見ることになりますが、もちろんプロフィールだけではその人のことを全て知ることはできないので、特にデザイナーはポートフォリオを、エンジニアはGitHubのURLを頂いて拝見してからご連絡していました。FacebookやTwitter、Instagramのリンクもあると更に人となりも分かり、友達関係からコミュニティの近さなども伺えるので、その辺りの情報も充実しているとありがたいです。
YOUTRUST内のプロフィール情報は、面談に進めるかの判断のために追加で確認をさせてもらいました。連絡がない場合は残念ながら選考を進められないケースもあるので、プロフィールはぜひ埋めてほしいです。
YOUTRUSTのプロフィールを充実させる方法は、
こちらの記事をご覧ください👇
-- 面談や選考フローで印象的なことはありますか？
田島：まず初回面談から赤坂さんと話せたことに、驚きました。すでに他社から内定をもらっていたのと、関わるのであれば副業ではなく「本業・正社員」でと考えていたので、面談の前半ではそういった話や、今までの経歴などを話したのですが、面談後「来週ぜひオフィスに遊びにきてよ！」と話をくださったスピード感も印象的でした。frankyのオフィスでは、BizDevやエンジニアなど入社後関わる人たちと一通り話させてもらったので、30分の訪問予定が気付けば2時間半になっていましたね(笑)。自分がやりたいことともマッチすると感じたので、その日に「行きたいです！」と入社意思を伝えました。
大原：募集概要ではfrankyのプロダクトがステルスのものばかりで詳細が見えなかったのですが、面談でプロダクトの詳細や展望について聞くことができ、自分の興味領域ととても近かったということもあって、一層興味が湧きました。
赤坂：採用する企業側から見たYOUTRUSTは、スタートアップがジョインして欲しいと思う人材が多数登録している魅力的なサービスだと思います。
理由は明確で、副業というフックがあるからです。
選択肢が与えられるのを待つのではなく、「副業にトライしよう」と自ら選択肢を広げていける方は、スタートアップで必要とされる自律的に課題を解決していける人材であることが多いと思います。
また、こういった方は現状の仕事も充実していてなかなか転職の意向がなかったりするので、まずは副業から接点を持てるのはありがたいです。
また、候補者の転職意欲も事前に分かっているし、本業を転職しても良いと思って登録している方も多数いるので、副業求人というより「転職につながる」という観点で良いサービスですね。
ここは絶妙な所で、仮に副業だけのサービスだと今よりも全体ボリュームは減るし、本業だけになってしまっても同じく減ると思います。一つのサービス内に、どちらも内包しているところが凄いと思っています。
また、弊社への興味がある方を中心に面談をしていたので、採用率はかなり高くなりましたね。今後はスカウトメッセージなどを利用して、積極的に声かけ・採用を頑張りたいと考えています！
-- 実際に働き始めてみた「すごい副業」の実態はどんな感じでしょうか？
大原：副業で週1程度関わらせてもらっていますが、これからリリース予定のサブスクサービスに関して実装をかなり任せてもらえており、とても進めやすいです。オフィスが自宅と近いこともあり、なるべくオフィスに行って対話することを心がけていますね。
赤坂：一般的な話ですが、副業によって、優秀な人材が1社ではなく複数社で働くことになり、それによって多くの企業がブーストするきっかけが作れていると思っています。
ただ、副業の方ばかりになると会社へのコミットが薄れることも懸念としてあるので、そこは社員と副業の両輪で回していかないといけないと考えています。
-- 「すごい副業」企画の効果は、10点満点だと何点だったでしょうか？理由も合わせていただけると嬉しいです。
赤坂：10点満点中10点です！
もっと人が採用できるように、YOUTRUSTにはまだまだ新しい企画をやって頂きたいです！frankyの場合は、事業公開をしていない中でよくこんなに採用できたな、とは思っていますが、12月から来年4月にかけてサービスが少しづつ増えてくるので、そこでまた何か一緒にやりたいですね！
-- 赤坂さん、田島さん、大原さん、ありがとうございました！(取材：2020年11月)
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