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『仕事の8割はつまらない』No.23

 あっという間に、秋です。
週に2~3回の出勤と在宅ワークの働き方になって、約1年半。
在宅ワークでは、ノーメイクに普段着。
出勤の時はスーツにパンプス。落差が激しい。
在宅の時の方が、勤務時間が長い傾向にある。理由は簡単で、通勤がないから。
出勤の時に電車に乗っているような時間も、そのままパソコンに向かって仕事をしているというわけだ。
先日、業務量がどんどん増えて、仕事がまったく減らないことにイライラしてしまい、急に思い立って、神社にお参りに行ってきた。
お賽銭を入れ、たくさんお願い事をして、おみくじを引いて、風を切って新しく買った自転車を走らせていると、不思議と心が落ち着いてきた。
皆さんもこのパンデミックの影響で、働き方は変わった人も多いのではないだろうか?

 自分の機嫌は自分で取らないと・・・といつも思う。
飲み会が無くなったことにもたいして残念な気持ちがわかないことに気づき、少しずつコロナ禍が収まりつつあるが、飲み会はもう参加しなくてもいいかな?と思い始めている。

 総理が変わっても、私の生活は変わりそうにもない。
70歳まで働くとして、会社という舟から降りたときにどうすればいいのかを考え始めている。今の会社にいても、一般社員のままだ。
誰かのアシストをするような働き方ではなく、自分で考え、自分で決めて交渉し、実行するような働き方にシフトしたいと思っている。
そう、「タテ出世」はできなかったので、「ヨコ出世」をめざそう!
せっかく、生きているんだから。


 思春期の頃、先生ともクラスメイトともうまく人間関係が気づけず、孤独だった。
友人も少なく、尊敬できる先生にも出会えなかった。
卒業をきっかけに、それまでの友人関係を切ってきた。
今どきの表現だと、「人間関係リセット症候群」と言うらしい。
嫌いになったわけではないけど、もう会えなくてもいいかな?と、ふわっと思ってしまうのだ。こういう思考は、別に脳の病気ではなく、思考の癖だと思っている。
これからも付き合っていきたいと思う友人数人と自分の家族がいれば、それでいいかなと思っている。


 子どもにも残せるような資産はない。
それで、いい。子どもは別人格、自分の人生は自分で切り開くものだ。

 自分の子以外にも心配なことがある。
それは、文部科学省の調査によれば、2020年度に自殺した児童・生徒の数が過去最多となったニュースのことだ。
理由は様々なんだとは思うけど、先のことを考えて苦しくなる時は、今日だけを見てみよう。人生は、「今日」の積み重ねだから、積み木のように、「今日」を「今日」だけを積み重ねていこう。
生きづらさを抱えていた私は、40歳を過ぎるまでずっと苦しかった。
だから今、苦しくていなくなってしまいたいと思っている若者がいたら、40歳までは生きてみてと言いたい。


 40歳まで生きられれば、あら不思議?
今度は、あと何年生きられるんだろうと思考が変わってきます。
もう何年もないかもな~と漠然と思うことができます。
「若さ」は強い武器だけど、若さを持て余してしまう時もあるからね。
今日一日を何とか生きてみよう。
「今日」を積み上げていくことで、自分の仕事や人生を俯瞰的にみてみると、何年かして振り返ったときに、「頑張ったな~」と思えるはずです。
自分で自分を褒めればいいんです。他人に褒められたいと思うから余計なストレスがかかってくるのです。
「仕事の8割はつまらない」ものだとおもい、あと2割を充実させましょう。
頑張るのは、やりたい仕事と疲れたら帰りたいと思う家が見つかるまででいいからね。

では、また次回。
明日も自分から挨拶をしよう!

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