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『仕事の8割はつまらない』No.27

オンライン会議がイラつく!

複数人が同時に話し、かち合うタイミングで、みんな「あっ、すみません」と言って譲り合い、遠慮しあって話が途切れる経験をしたことはないですか?

従来通りの会議室で行われる会議の場合は、手を上げるとか、目で訴えるなどで議論が進むが、オンラインはそうもいかない。

そして、参加者の顔もカメラオフ状態の場合は、見えないため、冒頭のような場面が増えて、私の心は荒んでいくのだ。

 

先日の会議で、「チームとしての価値」について、一人ずつコメントを求められるような内容の会議の席で、一通り自分が提供できる個人の価値について話したあとに、同世代の女性管理職が、「個人の価値は自分で口にすべきではないとおもっているので、自分の価値は他者が言うべき」という持論を展開して、全否定されてしまった。

ずいぶん長い事「女性活躍」が叫ばれているが、性別に関係なく、「管理職」に向いていない人がいる。

入社以来ずっと「一般社員」の底辺にいる私は、「管理職」は、マネジメントができたり、チームをまとめる力のある人でいて欲しいと思う。
単に「大卒」だからとか、勤続年数が長いとか、もっとひどいのは、「残業をたくさんしているから」という理由で昇格するケースだ。

「たくさん残業している」=「仕事をがんばっている」という評価になるらしい。

 

20数年前、子育てと仕事を両立していた私に当時の上司は、「残業できない人は、この部署では評価されない」とはっきり言ってきた。

そのためかどうかは知らないけど、私はずっと昇格はできなかった。

たぶん、それだけではないと今は思うが、当時は時短制度を利用して、同僚より1時間遅く出勤し、1時間早く帰ることにいたたまれない気持ちを抱えていた。

 

21世紀も20年を超えた今は、そんなことはないと信じたい。

24時間会社のために人生をささげられる人だけが、昇格するなんて、時代遅れもいいところだと思う。

 

でも均等法第一世代の女性管理職は、「男性化」することで、昇格を勝ち取ってきた人が多いためか、「昔は、3徹は当たり前で、そのまま地方へ出張して・・・」などを武勇伝のように話す人が多い。

結婚もして、出産もして、それでも細々と働き続けてきた私は、同世代ではあるが、男性並みの武勇伝は持っていない。

 

そして、そんな人の「管理職」としての自覚のなさに、何度失望しただろうか・・・。より高い目標にむかって、チームをまとめて、疲弊している部下がいれば、声をかけるなどの配慮ができる「管理職」が増えて欲しいと思う。

 

社会は驚くほどのスピードで動いている。それに抗うのでもなく、流されるのでもなく、「自分軸」をしっかり心にもって、自分の価値を言語化していこう。

「自分の価値」を言語化すると、自分の弱点がはっきりと浮き彫りにされてくる。

だから、「自分の価値」を人前で話すことは、つらい作業だと思う。

 

「つまらない仕事」なら、自分の価値を最大限に生かして「面白い仕事」にすればいいのだ!

 

では、また次回。

明日も自分から挨拶をしよう!

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