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『仕事の8割はつまらない』No.26

在宅ワークが当たり前になり、3年目に入ろうとしている。

少し前までは、在宅ワークは特別な事情がある人に限られていた。

人間関係に疲れがちな私には、在宅ワークは快適な働き方のひとつだ。

以前、保育士の離職率が高いのは、単に賃金の問題だけではなく、女性が多い職場での人間関係の軋轢が一番の理由だという研究発表を聞いたことがある。

「集まる」ことで起こるイノベーションもあれば、1人で考える時間に生まれるイノベーションもあるはずだ。

そして、「女性」だけや「男性」だけではなく「多様」な人間関係の中にこそ、働き甲斐を見出せるのではないか?と思う。

もちろん性別だけでなく、幅広い年齢層がいることも重要だと思う。

若者と経験者が混ざりあうことで、互いに意見を出し合い、すり合わせをしながら、この閉塞感を打ち破ることができると考えている。

だから私は、若い世代と一緒に仕事をすることに力を入れている。

彼らから学び、彼らを応援し、彼らの声をもっと聞きたいと思っている。

でも、若者に媚びたりもしないし、好かれようとも思ってもいない。

たまに下の世代から、直球で自分の感情のままには刃のような言葉を浴びせられることがある。

こちらも、傷つかないと言うわけではないので、かなり落ち込む。

落ち込んだ気持ちは、コーヒーとスイーツと一緒に味わうことにしている。

そして、ある程度考えたら忘れることにしている。

「改善」はしていくが、「反省」はしないのがモットーなので!

だから、私に文句を言ってくる人は、「なぜ、反省しないのか?」と詰め寄ってこないで欲しい。

私から離れて欲しいのだ。

私もこちらからは、けっして近づいていくことはしない。

長く働き続けてきた結果、仕事上の付き合いとはそういうものだと考えるようになった。

 

転職サイトの広告で、「キャリアの棚卸」とか「自分の強み」を考えようというメッセージを見ることがあるが、転職を考えていなくても、時々やってみることをお勧めしする

誰に見せるわけでもないので、自分の本心が空けて見える。

私は自分では、今が一番、仕事ができていると思っているのだ。

だからと言って、目に見えた評価はされていないけど。

もうそんなことでへこたれることも無くなった。

 

仮に70歳まで働くとしても、もう自分より年上の世代の方は少なくなってきている。

元気に働ける時間はもう長く残されてはいないとわかっている。

 

「働ける」ことは、「仕事」があることは、ありがたいことだ。

だからこそ、どう働くか?

その仕事とどう向き合い、対峙していくのか?

指した指は、自分に向けて考え続けていきたい。

 

 

では、また次回。

明日も自分から挨拶をしよう!

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