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『仕事の8割はつまらない』No.24

グローバル化するオフィス、私は英語が話せない!

 
 今、一緒に働く同僚は、シンガポール、フィリピン、韓国籍の人たちだ。
基本は英語なのだが、私は英語が話せない。
実は、英語科をでているんだけど。


 言葉で伝えることは母国語でも難しく、誤解を招いたり、すれ違ったり、相手が怒ったり、こっちも相手の言葉にムッとしたり。
日本人同士で、母国語でも分かり合えない時があるけど、外国籍のメンバーと仕事をするために、なんとか気持ちを伝えたくて、頭の中で単語を集めて話そうとするのだが、やっぱりきちんとは伝わらない。
伝わらないけど、なんとか業務は回っているように見えるのは、お互いの人間力か?
人間ってすごいと思う。
傷つけあうのも人間なら、励ましてくれるのもまた人間なのだ。

 個性的な人たちと働くのは楽しい反面、時々ストレスも感じる。
私も相手にストレスを与えているんだろうなと思うが、なぜかやっぱり私は、人と関わるのが好きだと思う瞬間がある。
若いころは、人から誤解され面白可笑しくバカにされるのが嫌で、IT企業に転職したのだが、職場だけでなく、プライベートでも誰とも話したくない時もあるし、会いたくない時もあった。

 しかし、COVID-19のパンデミックにより、在宅ワークが進みオンライン会議が続くと、これまでとは別の疲れを感じ始めている。
雑談ができないとか、ばったり会って近況を話す機会もなく、気分転換が難しい。


 多様化する人間関係と柔軟に働けるようになった環境に鍛えられながら、英語の勉強も再開したいと前向きに考えている。
何かが、背中をおしてくれる。
足りない部分は、他のできる人に補ってもらいながら、自分も誰かをサポートしていい仕事をしたいと思う。


 ジョブ型とかパートナーシップ型とか、どっかの国をまねたようなうわべだけの働き方改革は、いずれ錆びついていくだろう。
互いの文化を大切にしながら、時にジョブ型だったり、場合によってはパートナーシップ型だったりを混ぜた働き方があってもいいと思う。

ジョブ型が進みすぎてもうまくいかないと思うからだ。

ジョブ型とか、パートナーシップ型とか、どう思いますか?

では、また次回。
明日も自分から挨拶をしよう!


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