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『仕事の8割はつまらない』No.22

人生は、「志事(しごと)」=ライフワークを探す旅のようなもの。

 間もなく、日本の首相が変わる。
今回はこれまでに比べると、候補者の若返りがみられる。
そして、女性立候補者が2名もいる。
いつかは日本にも、女性首相が誕生するのだろうとは思うが、今回はちがうかな?とも思う。
長く続いた安倍政権が、本当の意味で終わることを願っているのは、私だけだろうか・・・

 私のところには、アベノミクスの恩恵を感じられるような出来事はなかった。給料も増えなかったし、全員参加の成長戦略も女性が輝く日本に住んでいる実感も得られなかった。
 昨年より少しでも収入が増えると、翌年の税金はその昇給分がなかったかのように上がる。なので、いつまでたっても生活は厳しいままだ。
日本は世界的に見ても税金は低いと言う意見を聞いたことがあるが、どこの国と比較しての意見なのか、エビデンスはあるのか?


 長引くコロナパンデミックの影響で、今後日本でも失業者が増えるのではないかと漠然と思っている。
失業者が増えれば、治安も悪くなるだろう。
みんな生きることに必死になり、お腹が空いていたり、住む家を失えば、自暴自棄にもなるだろう。
 漠然とした不安の中でも、どうすれば少しでも気持ちを明るくもち、人とのつながりを保てるかを考えている。

 そのようななかで、最近素敵な言葉に出会った。
志す事と書いて、「志事=しごと」という言葉だ。
仕える事、「仕事=しごと」ではない!
自分らしく、やりたいことをやりながら、お金を稼ぐ。
難しいことだとは思うが、そうなれば相当楽しいだろうな。
自分のやりたいことで、思うようにお金が稼げないからみんな、辛い思いをしているのではないか!?理想と現実の狭間に落ちていきそうだ。
私自身も長く働いてきたが、やりたいことではなく、できることをやることで、続けられてきたように思う。
私のように「仕事」ではなく、「志事」で日々の糧を得られている方が増える社会になるといいな。まずは身近なところでは、自分の子どもや甥っ子、姪っ子には早く、「志事」を見つけて欲しいと強く願う。

 日本社会は、若者には厳しい。
ワクチン接種がなかなかできないことを見ても、明らかだ。
「若い時の苦労は買ってでもしなさい」
「まだ、若いんだから仕事は選ばなければ、たくさんあるでしょう」
「若い人が働かないで、家にいるなんて・・・」
聞いたことや言われたことがある人も多いのではないかと思う。

 私はもう若くはないので、これからは若い人を応援するようなことに関わりたいと思っている。でもけっして、若者に媚びたりはしない!
余計な苦労はしないに越したことはないし、仕事も選びたい!
若者だって疲れて、休みたい時がある!何より、自分が若い時そう感じていた。


これから進む道にある困難は想像しかできないが、通ってきた道は、それなりに景色や風の臭いを覚えているものだ。

微かな希望と、私の「志事」を探す旅はまだまだ続く。

では、また次回。
明日も自分から挨拶をしよう!

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