笑顔/響け！ユーフォニアム3③
先輩は部活
「楽しいですか？」
よしい さり
義井 沙里
CV：陶山 恵実里
吹奏楽経験者。美玲と同じ中学校出身で、演奏技術も高い
さりはクラリネット経験者だった
部長久美子とパート練習等で
同じ場所で傍にいる
低音パートの新入生たちとも仲睦まじい
彼女は
久美子に
問いた
如何か落ち着かない様子の彼女は
久美子よりも久美子といつも横にいる
高貴に想いを馳せていた
憧れなんじゃなかろうか
事件が勃発する
どこの部活動にも
尽きることがない問題点があるのではなかろうか
その一点を踏まえて
ある時想いの分断を
理想と現実との限界値が周りに及んだ時
結果
手探りに逃避を示す事になってしまった
身体と心の疲弊は何処か身体の弊害となって
表に現れる
久石奏は未だ部活動初期だという狼煙
の様に我を捧げない
経験者も初心者の時だってある
しかし
ドラムメジャーはそれを感じさせない
一点の狂いもない実力が横にあった
楽しさは
楽しみの
選び方、感じ方だって
それぞれだけれど
その目標だけに対して他には目もくれない
様子は彼女を彼女だけにしてしまっていた
もちろん
その感情は横にいる
部員たちにも伝染する事になる
とびきり先を行くお姉ちゃんを探して
実力を伸ばす部員だからこそ
今から起こるであろう予期に対して
警笛を鳴らす事になってしまった
これは策略であった
そんな初めてのトラブルであったが
久美子は分裂の阻止に備え
実力高貴にも気持ちを感じ取れて受け止められる
のを自然体に熟せる様になっていた
一人の女の子の努力が報われる
笑顔溢れる
そんな瞬きだった
久美子は後輩部員から信頼性を
その人間性で得る事になる
培ってきた経験は彼女にあった
だが、
黒江真由子にはそれに及ばない
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