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短期集中連載「P.R.S.とHXstompと私〜時々レスポール〜」その1

ども、ちょっと間が開きましたけど無かった事にして始めます。
しかも新しい試みとして自分の出来るパートのメインであるギターについて少々語ろうかと思います。
一先ず短期集中連載と銘打ってやってみましょう。
昨年と一昨年に出したアルバムのサウンドについて少々掘り下げようと、
そんな感じでやっていきます。

とりあえずギター本体について。
P.R.S. Custom24です。画像のやつです。
このギターに行き着くまでには紆余曲折ありました。

まず、自分の中ではずっとレスポールがメイン機としてあったんです。
改造しまくってるんで外側以外はほぼ全部変わってます。
ピックアップも載せ替えて配線とかもリペアショップでやり直してもらって、タップ出来るようにスイッチ付けたりとかもう全然原型留めて無いんです笑

あと、もう1本フライングVもあるんですけど、
それもピックアップ載せ替えてますね。
両方ともSeymourDuncanのPUに替えてます。
レスポールはリアにPG-1とフロントにSH-1です。
フライングVはリアだけSH-5ですね。
(実はフロントも替えるつもりだけど、またそれは別の話)
この2本でヘヴィなサウンドも含めてある程度カバーできるんです。

で、ここ何年かで自分のサウンド的にヘヴィな方面に寄って行ったんで、
ダウンチューニングとかも多用するようになったんですね。
一音下げたり半音下げたり。

そこで出てくる問題があります。
ギターの弦を張った時のテンションです。
レスポールやフライングVはGibsonなんでミディアムスケールなんです。
なので自分がいつも張っている「10〜46」のゲージだと、
一音下げで弾いた時とかにピッチが悪くなったり音がちゃんと響かなかったりするんですね。

解決策として太いゲージ(11〜49とか)を張ってテンションを稼いでいました。
でもやっぱりレコーディングで弾いたテイクがたまにピッチ悪くて弾き直したりとかも有った訳です。
あとレギュラーチューニングに戻すとしんどいっていうのもあるんで、
場合によっては張り替えたりもしたり。
ま、面倒だったんですね笑

そこでもう一本出てくるんですけど、
昔使っていた、某GLAYのリーダー氏のコピーモデルが登場します。
シンクロトレモロが付いてるレスポールスペシャルみたいなシェイプですね、シルバーのやつ。コレは多分ロングスケールです。
コレもPUはリアだけ本人仕様のダンカンSH-1に替えてました。
(コレがスゴく良かったんでレスポールにも載せたんだけどね)

一時期レスポールのスイッチが壊れて入院してた時にデモ作りで引っ張り出して使ったんです。
コレがなかなか良い音だったんですよ。
ネックとか太くて弾きづらいけど、テンション的にはハマってくれてとても良い感じでやれたんです。
スケールも長いしトレモロで弦を裏通しするっていうのも有って思い通りにきっちり鳴ってくれた感じが有ったんです。
ダブルカッタウェイで弾きやすいし。
まあ物が良くないからピッチとかは悪かったんだけど笑

この辺で自分がやりたい音楽的にも新しいギターが欲しいなと、
そう思い始めます。
この辺りでデジマートでギター探して試奏しに行ったりとかしながら、
大体二択くらいになってきます。

まず、第一にP.R.S.のCustom24が候補になりました。
コレは前述の通りスケールとダウンチューニング時のテンションの関係性、あとボディシェイプとかこのギターの持っているイメージとかで良いなと。リンキンとかフーバスとかワンオクとかヘヴィロックのイメージが有ったんで、コレだ、と。
あとリンプのウェスとかも一時期使ってたんで、その辺も影響ありますね。

Custom22っていうのもあるんですけど、それはピックアップの位置関係とかスケールも短いのかな?よく知らないけど、それは無しって事にして。
同様にマッカーティーとかもNGでした。弾いてないから知らないけど。

次にゼマイティス。メタルフロントの24Fのやつ。
コレもスケールが長い(PRSと同じロングとミディアムの中間)
っていう所ですね。トレモロはついてないけど。
ですがP.R.S.と比較すると同列で考えれるのはカスタムショップ製じゃないと勝負できないだろうと思った訳です。
この辺は神田商会にケチつけたい訳じゃなくて、彫刻とか凝ってるから単純にコスト的に分が悪いと仮定してそういう位置関係と認識しました。
因みにメタルフロントが候補に上がったのは金属的な硬質な質感に期待して考えました。パールフロントとか他のもカッコいいんですけどね。

この2本で予算に合う物が出てきたら弾いて決めようと、
そんな感じで待ち構えて毎日デジマート見てました笑
ずっと何本も見送りながら…
(っていうか他にも同じ感じで狙っていた人がいっぱい居たんでしょうね)

あとはP R.S.は色ですね。欲しいのがなかなか出てこなかった。
レアカラーの物が欲しかったんです、BonnyPinkっていう色が。
でもコレは出てきたらすぐ無くなっちゃう。
取り置きしないと直ぐなくなるレベル。
何本か見たけど出たら直ぐSoldしてましたね。

あと、ゼマイティスはカスタムショップ製はなかなか予算に合うのが出てこなかったんで、ちょっと厳しいなーと思い始めてました。
たまーに特価で安くなったりするんですけど、タイミング合わなかったですね。
結局弾きに行く事すらなかったです。
大体あるのが渋谷の某楽器店なんで行くの面倒っていうのもありました笑

そんな中で見つけたのが今のメイン機です。
千葉県の津田沼まで弾きにいって、コレだ‼︎って感じで決めました。
色はVioletっていうレアカラーなんですけど、褪色してちょっとピンクっぽい感じもあったんで、まあ良いかと。
2014年製のデッドストックっていうのも良かったですね。
PUが今の仕様と違ってHFS&VINTAGE BASEっていう組み合わせなんですけど、まさにリンキンとかが使っている様な仕様だったんで。
前述のフライングVに乗っていたSH-5の音がとても気に入っていたんで
、同じセラミックで使うサウンドの方向性も有っているなと思いました。

あとはこのブレードスイッチも欲しかった仕様だったんで良かったですね。
5点切替なんで色んな音出るし、タップする事が多いんで。
でもPUのセレクトは決まってしまっている事が難点ですね。
本当はフロントのシングルとかも使いたいんですけど、まあそれは追々。

この辺のクラスになるとチューニングの安定性とかやっぱいいですね。
勿論テンションとかも関係するけど、基本いいんで。
ロック式のペグだからかも知れないけど。
流石に激しいアーミングしたらちょっと狂います笑

最後にもう一つ褒めると、塗装ですね。
薄いポリ塗装なんですけど、コレが日本の気候に合うんじゃないかな、
と勝手に解釈してます。
湿度が多い時期にレスポールとかラッカー塗装のギター弾くとベタっとする様なネバっこい音する時あるんですけど、コレはないかな。
通年で良い感じですね、乾燥する時期はもっと良いかも。

そんな感じでチョイスしたこのギターでアルバムを作り始めるんですけど、
良い感じの文字数なんでもうやめます。
導入部だけで長くなってしまったんで、次回はソロアルバム編でいきます。

ではでは、また近いうちに。
以下、過去作品のリンク集です。


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