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20代で人生は決まるのか?志とは。

皆さん、お久しぶりです。
youtaです。

最近は、軽井沢にいて、秋に撮影する映画の準備に追われています。

夏に入って色々と経験しているうちに、ふと思いついたことがあったので書き留めさせていただきます。

SNSや巷のニュースを見たり、本を読んだり、実際にお仕事等を通して感じ取ったことです。

それはズバリ、志を持った人間というのはほとんどいないのではないかということです。

※これは私が20代であることから、基本的に20代が周りにいるため、視野が狭くなっている可能性があります。

志とはなにか?

我々のGoogle先生によると、志とは下記の概念です。

  1. 1.

    1. こころざすこと。こうしようと心に決めたこと。

  2. 2.

    1. 厚意。親切。

どうでしょうか?皆さんもちろん知ってますよね。

先日、いくつかの本を読みました。アフィリエイトリンクではないので安心してください笑

内村鑑三著 「代表的日本人」

メグ・ジェイ著「20代で人生は決まる」


村上春樹著「小澤征爾さんと、音楽について話をする」

他にもいくつか読んだのですが、3つくらいにしておきます。

これらの本は別段共通点があるわけではありませんが、色々と変化の多い20代にとっては、有用かもしれません。もちろん年齢は一つの指標に過ぎません。

自分なりの感想と解釈を入れながら、ご紹介します。

「代表的日本人」について
これは、内村鑑三さんが当時、外国人向けに書かれたもので、新渡戸稲造さんの「武士道」や杉本鉞子さんの「武士の娘」とも時代は近かった気がします。※うろ覚えです。

とにかく、西郷隆盛や上杉鷹山等の人望最強マンたちの話がメインです。

他にご紹介した本とも被りますが、この本で紹介されている人間は20代、もしくは10代で志をある程度固めて事を為している人が殆どなんですね。

あまりにも早熟すぎる笑

もちろん時代的な背景や生まれも違うし、到底凡人が真似ができることではありません。しかしながら、彼らには"志”があった。

仕事柄いろんな人と話しますが、この”志”を感じる人はごく少数です。

”なんでだろうな、皆目標もあるし、なかには実績がすごい人もいるのに。”
と私なんかは考えています。

そこで、冒頭でご紹介した”志”がキーワードになってくるんだろうなと感じます。

小澤征爾さん(故人)や村上春樹さんは、芸術家でどういった経緯にて今に至ったのか、私には想像もできませんが、やはり音楽、文学の面である程度の時期に志が固まり、今の地位を築き上げたのではないかと思います。

こういった芸術家の皆さんの存在が、少しだけ今から述べる考えの妨げになってしまうのですが、私は"志”について下記のように考えます。

志=公共に尽くすことを前提とした、自身の目標や夢、目的。

です。

皆さんの周りにもいないでしょうか?

外面では、利他的であるのに、本当は非常に利己的である人。
もしくはその逆。

やはり、西洋的な成功神話に基づいてなのかわかりませんが、自分の周りにはそれなりにいます。

あまり周りのことを考えない人。自分の利益が最優先な人。

確かにそういった原動力が、個人の努力を助けて社会にとって有用に働く場面も多いにあるでしょう。

しかしながら、最近その傾向がいささか強すぎるような気がします。

仕事にも持続可能性を考えた方がよいのではないでしょうか?

論語的な哲学では、

”十五で学を志、三十にして立つ。四十にして惑わず。”〜
の一説が大変有名ですが、これは代表的日本人に出てくるような人間にも、メグジェイさんが紹介している20代の人間にも、小澤征爾さんや村上春樹さんにも当てはまるのはないかと思っています。

もちろん、代表的日本人にでてくる日本人は論語を学んでいますのでその影響は大きいかもしれませんが。

結局のところ何がいいたいのかと言うと、利己主義に陥らずに大きな志を立てるための修行の期間が人間の若い時代だと私は考えます。

その期間を短期的な成功、もしくはそう見えるためだけ、
に活用して時間を浪費している人が多いのではないかと思います。

これは、社会にとって大きな問題でしょう。

本当の大事業や仕事を為すには、実力以外のなにかしらの要素が必要です。

それは、縁だったり、チャンスだったり呼ばれたりするものですが、これを呼び込むのが志ではないかと感じます。

若者は未熟なものです。

だからこそ、志をたてることができる。

20代という時間は30代や40代での活躍のために本当の志を見極める時期なのではないかと考えています。

私自身もご紹介してきた本の登場人物のような人間の何分の一でも良いから、しっかりと志をたてて活躍していきたいです。

メグ・ジェイさんの本では、キャリヤや結婚について等、人生の大きなイベントについての示唆が載っているので、是非拝見してみてください。

皆さんが岡本太郎のように、色々なものに縛られないで生きていけるのであれば必要ないのですが、多くの人は参考になります笑


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