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なんでもできます。は大したことない。

なんでも作れます。
というデザイナー。
なんでも美味しいです。
というレストランの店長。
なんでもおすすめです。
と言うショップ店員。

微妙です。
全部微妙です。

結論から言うと今の時代もこの先も専門性があるということは
絶対的な強みになると言えるだろう。

ラーメン専門店

世の中。なんでもできるというジェネラリストという存在よりも
専門性をもったスペシャリストの方が重宝される時代になりました。

だからなんでも美味しいと言いながら
実はどれもそれなりに美味しいだけでリピートされないような
メニューが異常に多い飲食店なんて最近は減りました。

代表的なのがラーメン屋ですよね。
ひと昔前までラーメンって町中華のお店の一つのメニューに過ぎなかった。
それが今やどうですか?
ラーメンと少しのサイドメニューだけで勝負しているお店がめちゃくちゃ増えて
町中華のお店は少なくなった気がしませんか?
町中華のお店に行くといつも思います。
メニュー多過ぎじゃない?
唐揚げ、餃子みたいな人気のものものあるけど皮蛋とかフカヒレとか。
滅多に注文ないだろ!
と思ってしまう。

考えても見てください。
醤油、味噌、とんこつ、塩、つけ麺、坦々麺など多種多様な麺の種類が
ある店と、豚骨ラーメン専門店
僕なら専門店に行きますね。
そっちの方がよりこだわっている気がしませんか?

店側の立場にたっても仕入れや仕込みのことを考えるとと専門性があった方がよりこだわって作れるのではないでしょうか。なんて思います。

専門性の重要度

前置きが長くなりましたが要するに専門性をがめちゃくちゃ大事ですよってこと。
なぜ必要なのか?を具体的にあげるといくつかの理由が考えられると思います。

・クオリティが向上する

専門性があるということはつまりそれだけそのスキルや業界に精通していると言えます。当然ながらより高度なスキルを持っているためクライアントの要望にも応えることができます。

・競争力の向上

デザイン業界は非常に競争が激しい業界です。
若手が多いイメージがありますが実際には40代、50代のデザイナーも少なくありません。
専門性を持ったデザイナーは、他の競合業者に比べて優位性を持つことができます。クライアントから選ばれるためには、高い品質のデザインを提供することが必要ですが、そのためには専門性が必要となります。
専門性プラスその専門性での経験値を掛け合わせるとおのずと競争から脱して優位になれます。

・時間とコストの削減

専門性を持ったデザイナーは、より効率的にデザインを行うことができます。時間とコストを削減することができるため、より多くのプロジェクトを同時に行うことができます。クライアントにとっては、より効率的で迅速なサービスを提供できるため、ビジネス上のメリットも大きいです。

業務としての専門性

とはいうものの、実は僕にもまだまだ専門的な業種はありません。
Webデザインにおいてどんな専門性があるのかというと。

まずは業務面でも専門性を持つのは一つの方法ですね。
・Photoshop専門
・コーディング専門
・ディレクション専門
など
ただ、ここには少なからず問題があります。
Photoshopだけでできることは基本的には画像制作のみになります。
画像制作だけではどうしても単価を上げにくいのです。

Photoshop専門

バナー制作やyoutubeのサムネイル制作だけでは頑張っても5,6000円程度。
サムネイルに関してはもっと低いかもしれないですね。
単価が低いと仕事量も多くなる上にクライアントも多くなります。
ちょっと処理するのに時間がかかりそうですね。

ちなみにPhotoshopを活用すると画像合成という高度なテクニックも身につけるようになります。
映画のポスターとかゲームのデザインなどの業界でPhotoshopのみで稼ぐのは難しいですが不可能ではないですね。
YouTubeだと“お父さんスイッチ”さんが有名です。


コーディング専門

これは現状もたくさんいると思います。
が、将来的なことを考えるとAIの進化によってコーディング案件自体は少なくなってくるであろうと予測されています。
今からコーディング専門はちょっと厳しいかもしれないとは言われています。
ただ、コーディングもマスターすると結構色々なことができたりします。
基本的にはHTMLとCSSを使ってページを制作しますが
jQueryを使うとマウスを当てると色が変わったり、画像をクリックするとスライドの画像が変わったりということができるようになります。
個人的にはコーディング専門は難しいところ。
Photoshop好きなので。

ディレクション専門?

ディレクション専門となると、webディレクターはマーケティング要素をわかっていないと成立しないでのwebデザイナーとして経験を詰んだ後に
なれるのかなというイメージ。
ディレクション専門というよりは管理職ポジションになるのである程度のチームや組織があって成り立つのかなとおもいます。

例えばホームページうぃ作る場合には色々な職種の人が必要になります。
・webプロデューサー
 クライアントと納期、スケジュール、ヒアリングなどを相談
・ライター
 ホームページに載せる文章を作る
・フォトグラファー
 ホームページに載せる写真を取る
・イラストレーター
 ホームページに載せるイラストを作る
・webデザイナー
 ホームページのワイヤーフレームを作成し、デザインを作る
・コーダー
 文章、写真、イラストの素材とデザインを元にコードを書く
・プログラマー
 html/css以外の言語で必要なコンテンツを作る
この中心にいるのがディレクターというイメージですよね。

続きがありますが長くなるので一旦ここまで。
明日以降に続きを書くことにします。
ありがとうございました。