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宇宙ビジネスとは結局どんなもの?割と身近なものもあります

宇宙。広い。星がいっぱい。
毎日目にする宇宙。
どこまで広いのか?まだ人類が到達していない先には何があるのか?

宇宙ビジネスはこの先、確実な成長を遂げる産業だ。
21世期も早20年。そろそろもう少し進んでもいいんじゃないか?

宇宙ビジネスの歴史

1957年 10月 初の人工衛星
    11月 動物の軌道投入
1961年 4月 ガガーリン
1969年 6月 初の月面着陸
1970年 2月 日本初人工衛星

1977年 7月 気象衛星ひまわり
1992年 9月 毛利さんスペースシャトル
1994年 7月 向井さん宇宙飛行
2001年 GPS携帯誕生
2003年 JAXA誕生
2011年 国際宇宙ステーション完成 
2020年 5月 スペースX社 有人ロケット打ち上げ

日本にフォーカスするとざっとこんなもんだろうか?
宇宙に関連するとなると戦後の米ソの宇宙開発競争は外せない。
余談だが世界で初めて宇宙にアプローチしたのは第一次大戦に敗けたドイツと言われている、大戦後に軍用飛行機の開発を制限され、飛行機ではなく宇宙開発を利用した新兵器の開発をしていたとか。その技術を継承したのが米ソだ。

ニール•アームストロング、ユーリ•ガガーリンなどは半生を映画化され、高い注目を集めた。

月に人類が行ったとされるのはもう50年も前。
この半世紀でどこまで技術は進んだのだ?

宇宙ビジネスとは?
宇宙ビジネスの世界での市場規模はなんと38兆円。これは日本の生命保険の市場規模40兆円より少し下回る規模だ。
日本はというと1.2兆円。
2030年までに世界では70兆円、日本でも5兆円の規模になる。と想定されている。

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そして現在ではアメリカが圧倒的に牽引しているのだ。

▪️宇宙製造
いくつか分け方はあるが、一つ目は宇宙に関する製造業だ。
 
シンプルに言うとロケットや衛星を作っている会社と、それを打ち上げる設備を作る会社だ。
大型ロケットでは三菱重工やスペース
小型衛星ではキャノン
部品は川崎重工業と、わたしも知る会社もある。
 
▪️宇宙利用
もっともわかりやすいのはこの産業だ。
毎日ニュースで流れる天気予報は当然、気象衛星からのデータだ。
車を運転するならカーナビ、スマホにも今や必須のGPSだ。
宅配事業のUberや、物流のAmazonなどは既にGPSをフル活用し、日本もドミノピザなどは活用を始めている。

この産業では、今後リモートセンシングという技術が使われるだろう。

リモートセンシング (英: remote sensing) とは、原義的には一応、「離れた位置からセンシングすること」(遠隔からセンサーを使って感知すること)やその手法・技法・技術のことであり、広範囲のものを指しうる用語ではあるが、しかしこの用語は大抵はもっと狭義に用いて、人工衛星や航空機などから地球の表面(Earth's surface)付近を観測する技術を指すことが多い[1]。

今までの航空機や近年のドローンだけではなく人口衛星の利用により、地球をより広範囲にかつ、緻密に調べることができる。
地上だけではなく海洋や大気の情報もだ。

これにより多くの産業に良い影響が起こる。
農作物の生育
魚群探査
地形把握による建設•不動産
紫外線•大気汚染
疫病監視
防災

などだ。

▪️宇宙探査
最後に近未来の話をしよう。
宇宙に住む時代は間違いなく来るだろう。
スペースX社のような大型有人ロケットの開発が進むことにより、新たな惑星探査や深宇宙探査が行われる。
わたし達は宇宙ホテルに滞在し、宇宙旅行を楽しむ。そのための宇宙飛行トレーニングもより近い存在となる。

ちなみに宇宙ホテルが現実化した場合、費用は12日間で10億円ほどらしい。

宇宙探査、これこそ人類の夢だ。
パッセンジャーという映画をご存知だろうか?

地球から選ばれた数千人を乗せた宇宙船アヴァロンが120年かけて新しい惑星に行く物語だ。

あんな宇宙船の世界がもう近くまで来ている。

キーパーソン
▪️堀江貴文氏
会社:インターステラテクノロジーズ 
目的: 目的:ロケットを安く手軽に打ち上げることにより、前述した多くの産業との提携をすることによって日本の宇宙ビジネスを盛り上げようとしている。
2000年代よりもっとロケットが開発されて盛り上がると思ったけど国家主導ということもあり、そうならなかった。
日本のロケット開発チームを支援し、MOMOの打ち上げ成功。
もっと宇宙に気軽に行ける未来を目標としている。

▪️ジェフベゾス氏
会社:ブルーオリジン 2000年創設
目的:回転式巨大宇宙ステーションの開発
現在:ニューシェパード、12回の打ち上げを遂行
ロケットエンジンと、ニューグレン(小型ロケット)開発。
1982年当時より宇宙開発の意志を持ち、スペースX者とは違った構想を持つ。火星や月を住めるようにしたところで居住面積は増えない、火星は重力は1/3で大気を作り出せたとしても人類の肉体への負担は消えない。
地球を、救うための活動。

▪️イーロンマスク氏
会社:スペースX 2002年創設
目的:火星移住計画

2022年 火星へ配送
2024年 人を火星へ配送
を目標に先月も有人ロケットで国際宇宙ステーションとドッキングを成功。
ロケットを地球で民間利用することも視野に入れている。
21世期半ばには火星に都市を築くとの発言も。
Falcon9は現在までに40回の打ち上げを成功。


今後

宇宙はもう遠い存在では無くなったのかもしれない。
私はシンプルに地球が好きだが、同時にSTAR WARSのような世界にも憧れがある。
生きている内に宇宙へ行く日が来るのだろうか。
今後も注目したい。