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フレンチシェフが教える門外不出のローストビーフ

いつもありがとうございます。

レストランで出されるようなあのミディアムレアの牛肉のロースト。

そんな絶妙な火加減で仕上げたお肉をご家庭でも作ることができます!

レシピ

作り易い分量
・牛もも肉400g
・塩
・黒胡椒
・砂糖
・油

ソース
・赤ワイン
・トマトペースト(ケチャップでも代用出来ます!)
・水
①牛肉に塩、黒胡椒、砂糖を刷り込み、30分置く。
②熱したフライパンに油をしき、牛肉を全面こんがり焼き色をつける。
③焼き色をつけたら、アルミホイルで包み150℃(出来ればそれ以下、80〜100℃が適温)のオーブンで20分火を入れる。
・80~100℃の場合、30~40分
・150℃の場合15~20分
④お肉を焼いたフライパンを油をふきとり、赤ワイン100ccを煮詰め、水とトマトペーストを加えてソースをつくる。
塩、砂糖、胡椒で味調整。

火力が弱い?

火力が弱いとか、設備が飲食店並に揃っていないとか、そういった事は関係ありません。

良く、飲食店と家庭では火力が違うというのを聞きます。
確かにマックスで火を出した時の強さは違います。

どこが違うかと言うと、火の入り方にかかる時間がかかるだけで、実際にはガス機器のメーカーによってはあまり変わらないのです。

例え、弱くてもその弱さを生かし一般家庭のコンロでも作れることを伝えられればと思います。

今はガスだけでなく、IHも普及しているので更に火の通り方が異なります。

「ガス」と「IH」では火の入り方、スピードが変わってきます。

火力が弱ければ、飲食店と比べるとデメリットもありますが、弱いということを生かして調理することができます。

・火力の調整
・素材にじっくり火を入れる事が出来る。
・家庭でも本格的に作れる。

ローストビーフの火入れ

業務用の火力でなくても、調理出来るのです。

どうしたら絶妙な火入れ加減で火を入れてミディアムレアに仕上げることができるのか。

業務用と同じように、まず、素材を焼き固めることです。
これは家庭用の火力で行った場合でも業務用と同じやり方です。

全面こんがりと焼き固めたあと、

・アルミホイルで包んでオーブンレンジやトースターで低温

・ジッパー袋などに入れて少し熱めのお風呂の温度の湯を張った炊飯器などで保温

以上の2通りの方法で家庭でも火入れする事が出来るのです。

アルミホイル
一般家庭でも、用いることが出来る消耗品で保温効果に優れる。
アルミ箔(アルミはく、英: aluminium foil)は、アルミニウムやアルミニウム合金でできた箔[1]。日本工業規格(JIS ジス)では厚さ200マイクロメートルつまり0.2mm以下のものを「箔」と定義している[1]ので、結果として、日本国内では厳密に言う場合は厚さ0.2mm以下のものがそう呼ばれている。一方、aluminium foilアルミニウムフォイルという呼び方は英語圏や米国の影響下にある国などで広く使われ、工業規格の適用が異なる場合があり、また日常的には必ずしも厳密に使われる用語でもないなどの理由で0.2mmより若干厚いものでもそう呼ばれている可能性はある。

火入れしたばかりで提供まであまり時間が空かなければアルミホイルに包んだり、湯煎に浸けておけば温かい状態で提供は可能です。

ただし、保温しすぎると火の入りすぎや生焼けも生じるので注意は必要です。

以上の事を念頭に、ご家庭で美味しいローストビーフを楽しんでみてはいかがでしょうか?!

ご自宅で楽しい食卓

出張シェフサービスでは、このような料理を絶妙なタイミングで提供致します。

素材を最高の状態で召し上がっていただくのはもちろんですが、作るところから一緒に教えながら料理教室感覚で作り方の習得もできます。

最高のひとときを提供出来るように、精一杯全力でサポートさせて頂きます。

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