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詩集「揺曳」

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「緑風橋 吹田」より「断層」までの二十七編。
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#時代

(詩) 「鼓動」

大らかに羽をおさめて 土に還ってゆく春の鳥達の 高い鼓動に耳を澄ました あの稀な静寂が光源…

臨  機清
11か月前
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(詩) 「荒野にて」

五月はその顔に覆いをかけて ひとつの気配を残して去った 足元に酸が撒かれている それは わ…

臨  機清
1年前
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