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詩集「揺曳」

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「緑風橋 吹田」より「断層」までの二十七編。
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#雨

(詩) 「灯火のそばで」

干からびた芯棒が 書斎の本棚を支えている 漂泊への想念が消えぬようにと 酷暑の湿気に容赦な…

臨  機清
11か月前
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(詩) 「記憶の扉」

夜半 降りしきる雨に耳をすます 気づいたとき雨は力をましていた 街の喧騒は影に変わって消え…

臨  機清
1年前
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