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発達障害のこだわり

前回は発達障害の方の辛さの根幹である実行機能の違いについて書きました。今回は発達障害の方のコミュニケーションについて書いていきます。

前々回からの記事を簡単にまとめると
視覚情報に強く、潜在的な情報処理が苦手
注意の向け方の違い
実行機能の違い

それぞれが相関していて特性が表れているわけです。
そこに加えたい内容が
感覚刺激の違いです。

これらは一般的にASDの学習スタイルと呼ばれる物です。
特性とは別になります。

皆さん荷物梱包のプチプチ好きな方いますよね。
あれやってしまいません?
他には紙や布のはしっこを指先で触り続けてしまったりしません?
俺だけかな笑

各々気持ちいと思う感覚、あれは感覚刺激になります。
めちゃくちゃわかりやすい簡単な例をあげます。
今でも指しゃぶりをやめれない方がいたとして、大半の方が人前でやったりしないと思います。

これをやってしまう人が発達障害の方にはおられます。
発達障害の場合は若干重度の行動障害の例になってしまいますが…
まずさきに書いた感覚刺激の違い、文字通りあらゆる五感から来る感覚の感じ方がに違いがあるという事です。ですがそれだけはありません。

ここでまた出てくるのが注意の向け方の違いで注意をその感覚から外せない。ましてや視覚情報優位です。指を見る=あの感覚のイメージが関連付いている等となると人前であろうがやめれるはずがありません。

これらが社会的認知の違いも出ていると思いますがここが子供が行う指しゃぶりと、大人の指しゃぶりを行ってしまう方との違いです。

ちなみにここからは実際の事案で照らし合わせていく必要があるので仮説になりますが、指しゃぶりを行う事で人から声をかけてもらえる、「仕方ない」なんて欲しがっていた物を買ってもらえる、苦手な物から離してもらえる。それが前回の記事で書いた「目的への最も安心出来る行動」と誤学習してしまえばそれがルーティンとなるわけです。

ケースによって様々ですが、単純そうなこだわり行動、常同行動にもその人なりの大きな大きな理由があるわけです。

今回は特に複雑なのでわかりにくい文章ですいません…
私もまだまだ勉強不足です。

でもこれらの考え方を知っていると日常の対人関係でも大いに活かせていけるわけです。

次は…環境調整について書けたら書きます笑



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