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どの言語の「音」が好き?「音」から言語にアプローチする

ハワイ語は音だけの言語だった:自然と響きあう優しい音の記事で、ハワイ語は最初は「音」だけの言語で、彼らは見たもの、感じたものをそのまま音で表現してコミュニケーションをとっていた、という内容を書いたのですが、今日は言語の「音」について書いてみたいと思います。

私は中学校の頃から、何となく英語が好きでした。文法というよりは、その世界観というか、海の向こうの見知らぬ世界へ連れて行ってくれるアイテムのような存在として。

今も、英語の学びを続けているのですが、実質的に英語が世界の共通語のような役割を果たしているから、というのもあるけれど、その「音」が好きだからというのもあります。

単語とか言い回しが、なんか好きなのです。音にしたくなる感じと言いましょうか。

全くの個人的な趣味ですが、いくつか私が好きな英語の「音」をご紹介します 笑。
※カタカナより英語で読んでくださいね!

・Blue(ブルー)
・Hospital(ホスピタル)
・Daring(ダーリン)
・Manhattan(マンハッタン)
・Suddenly(サドゥンリー)
・Beautiful(ビューティフル)
・Often(オフテン ※イギリス英語発音)
・Transcendental(トランセンデンタル)
・Fantastic(ファンタスティック)
・Reincarnation(リンカネーション)
・Lily(リリー)
・Shower(シャワー)
・Cinnamon(シナモン)
・Hello(ハロー)

思いつくところでは、ざっとこんな感じです。


言語は文化なので、気候とも密接な関係があるんだろうな?と思うことがあり、暖かい地域の言語は音もなんだかマイルドで優しい感じがします。
話せないですが、聞いたことがあるところで言うと、ハワイ語、東南アジアの言語(タイ・ベトナム・ネパール・インド・カンボジア)。

それから、イタリア、スペインは陽気な感じがするし、ロシアは寒い地域なのではっきりと発音しないと伝わらないため(?)力強い感じ、もっと北に行って、スウェーデンやノルウェー、デンマークは寒すぎて口を開くことが難しいから(?)あまり抑揚がない印象です。

気候というより、お国柄?と思うのが北京語で、主張をしっかり!という意気込みみたいなものが伝わってきます。韓国語は北京語と日本語の中間な印象で、強いところもあるけれど、優しさも併せ持ったハイブリッド。

ドイツ語は質実剛健なちょっと硬い感じがするし、フランス語は流れるような美しい旋律。

ちなみに、日本語の「もしもーし」は外国人に人気のようです。音が可愛いんだって。


世界にはもっともっと素敵な言語があると思うのですが、私が注目している言語はヘブライ語とアラビア語です。

ヘブライ語は、以前イスラエルに旅行した時に聞きました。流れるような言語の中で、たまに喉を使って「ハッ」「カッ」みたいな音が入るのです。エアうがいをすると出る。

どんな音?というと、ナタリー・ポートマンがヘブライ語を喋っているイスラエルの番組があるので聞いてみてください


そして、アラビア語はニュース番組で聞いた時に心惹かれました。こちらは流れるような旋律が、とてもエキゾチックに聞こえるのです。異国情緒たっぷり。

どんな音?というと、なんと小池百合子東京都知事はアラビア語が堪能だそうで、動画が見つかりました。


ヘブライ語もアラビア語も、とってもエキゾチック!なんかその優雅で流れるような美しい音に惹かれてしまうのです。そして、このふたつの言語は右から左へ書くので、それもまた不思議。


日本国内でも各地方の方言を聞くと、なんかいいですよね。未知のものへの憧れもあるし、旅への欲求をくすぐられます。


今日の記事は、意味は分からないけれど「音」から言語を知る、について書いてみました。もし興味があれば、好きな「音」を探してみてくださいね。


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