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日常写真プロジェクト「yousawscenes」、始動!

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日常写真をフィーチャーするプロジェクト「yousawscenes」を始めます。


「yousawscenes」とは…

ユーソーシーンズ、と読みます。

あなたが見た景色」。
その解釈はきっと、写真の数だけあるはず。 

移ろいゆく日々の中でカメラのフレームに収めた
 ”yousawscenes” を見せてください


プロジェクト発足の経緯

SNSが普及したことで、誰もが気軽に写真をシェアできる時代になりました。それだけでなくプロの撮影技術や方法論、フォトスポットなどがオンラインを介して誰でも得られるようになり、写真を生み出すハードルは格段に下がりました。いま私たちは、発表と制作の環境が充分に整った時代を通過しています

その一方で、現在のSNSでは「非日常」と捉えられるような、過剰なほどの美しさや色鮮やかさによって大衆の共感を喚起する「映え写真至上主義」が激化しているのも事実です。しかし私たちは、良い写真の定義とは「映え」に留まるものではないと考えます

写真に真剣に向き合い、かつSNSでの活動に専念しているにもかかわらず、SNSの流行に当てはまらない写真を撮る人の多くは、大衆から大きく注目されることのない状況が延々と続くという現状を少しでも変えたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

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参加方法

yousawscenes」は、ユーザー参加型のフォトプロジェクトです。

どなたでも気軽に、今すぐ参加できます。Twitter・Instagramで、ハッシュタグ「#yousawscenes」をつけて写真を投稿するだけ。

投稿された写真の中から、8名のキュレーターが審査・セレクト。選ばれた写真作品がyousawscenes」の各アカウントで紹介されます。

【応募の手順】
1.TwitterもしくはInstagramにて「yousawscenes」をフォロー
  Twitter:twitter.com/yousawscenes/
  Instagram:instagram.com/yousawscenes/
2.ハッシュタグ「#yousawscenes」をつけて写真を投稿(組み写真可)


募集テーマは「日常」です

と言われると、その定義を教えてほしいと思うかもしれません。

しかし私たちがこのプロジェクトを通して確かめたいのは、幅広い日常写真の有り様です。それこそ、写真を撮る人の数だけ、いや、写真の数だけ、その解釈はあるのではないかと思います。

私たちが一方的に定義づけをすることによって、その可能性を狭めたくないと考えています。それでも敢えて言うならば、「あなたが見た景色」移ろいゆく日々の中でカメラのフレームに収められた光景であれば、募集テーマにもれなく該当するものとします

いわゆる「映え」を意識したり、演出する必要はありません

写真家の荒木経惟氏は、写真作品集『センチメンタルな旅』(私家版、1971年)の序文で「日常の淡々と過ぎ去っていく順序に何かを感じています」と綴りました。私たちも同じように、淡々と過ぎ去っていく日常で1人ひとりが見つけた発見を、写真という形で共有し合うことから、何かを感じたい

ささやかなことでも構いません。なるべく自然な、飾らない日常の写真を見せてください。私たちのプラットフォームを通じて、それらを共に愛で合いましょう。


キュレーター紹介

「yousawscenes」は、ファウンダーおよび代表を務めるKen Tanahashiと、そのビジョンに賛同した写真家ら7名によって構成され、それぞれがキュレーターを務めます。

「yousawscenes」メンバー

Ken Tanahashi
MASA
トモ コスガ
TOYOKI
いくら・チャーン
Pan-nu
kawamon
shimizu_nobu


Ken Tanahashi

2016年から本格的に写真を撮り始める。主にストリートフォトや日常写真を中心に撮影している。その他の活動として、WEBメディアへの記事の寄稿、写真系コミュニティ『DopeZineLab』の運営、ストリートフォトにスポットを当てた『StreetPhotographyJapan』の運営として活躍している。

Twitter twitter.com/kentanahashi
Instagram instagram.com/ken_tanahashi
note note.com/kentanahashi/

メッセージ
私にとって写真とはコミュニケーションの1つです。日常にこそ、人それぞれの人生があらわれると思っています。そんな1人1人のかけがえのない日々の記録。視点を皆様と共有したいです。

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MASA

東京でプロダクトデザインをしながら、2019年から休日や帰宅時に写真を撮っている。培ってきたデザインの知識をベースに、青基調の特徴を持った多摩川の日常や都内でのスナップ写真作品をTwitter、note等で投稿している。一方で写真作品も作り、PhotoVogueにて数枚の写真がフィーチャーされた。

Twitter  twitter.com/masaphoto9
Instagram instagram.com/masayoshi_u_photography/
note note.com/masa_design

メッセージ
日常写真というジャンルは幅広く、その人にしかない価値観がその写真の世界観を構成すると思っています。自分がスルーしてしまう何気ないものでも、他の人からすると目に止まるものなり撮影されていく。そんな写真の中に自分にない視点の写真があったとき、違う価値観で殴られたかのようにハッとすることが面白く、そんな写真の面白さを共有し楽しんでいきたいです。

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トモ コスガ

写真表現を考えるYouTubeチャンネル「トモコスガ言葉なき対話」を運営。VICEマガジンの編集を経て独立、現在は写真家の故・深瀬昌久が遺した写真作品の管理団体「深瀬昌久アーカイブス」創設者兼ディレクターを務める。Brutus、Pen、実話ナックルズ、日本カメラ、IMA、サイゾーなどの媒体に寄稿。著書に『MASAHISA FUKASE』がある。写真集の跋文寄稿に、深瀬昌久『RAVENS』『FAMILY』『SASUKE』『Kill the Pig』など。過去に審査員を務めたアワードとして、第7回 EMON AWARD、第1回 News Print Awardなど。オランダはアムステルダム在住。

Twitter twitter.com/tomo_kosuga
YouTube youtube.com/user/tomokaflex
Instagram instagram.com/tomo.kosuga/
note note.com/tomokosuga

メッセージ
“映え”という表現に象徴されるように、近年のSNSでは短期間で世間の共感を集める写真が目立ちますが、その一方で、スルメのように噛めば噛むほど味が出るような、一見地味ではあるが、味わい深い日常の写真もあるはずです。そうしたふとした瞬間の写真を皆さんと共に愛で、面白がれたらと思います。

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TOYOKI

1985年、山形県生まれ、東京都在住。東京を拠点に活動するストリートフォトグラファー。都市と自然の緩衝帯、武蔵野をメインフィールドに何気なくも愛おしい日常を記録する。

Twitter twitter.com/s_toyoki
Instagram instagram.com/s.toyoki/

メッセージ
今まで経験したことのない混乱の中、私たちは、普通の日常生活を送ることの意味をこれほどまでに意識したことはあったでしょうか。特別でもなく演出もない日常にこそ、二度とはやってこないかけがえのない瞬間が転がっているのかもしれません。ルーマニアにもこんな諺があるそうです。「月並みこそは黄金」。皆さんが見た日常に少しでも寄り添えたらと思います。

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いくら・チャーン

2002年生まれ、京都北部の田舎育ちで現役大学生。2021年より、SNSのストリートスナップに惹かれ、スナップ写真を始める。自分の身の回りで目にする「ちょっと面白いもの」を撮り続けている。

Twitter twitter.com/71_ikura
Instagram instagram.com/ikura_17/
note note.com/ikura_17/

メッセージ
自分の見たものを誰かと共有できる写真って素敵だと思います。日常を写真に残すようになってからまだ日は浅いですが、いろいろな視点で世界を見るようになれました。それぞれの生活の片隅を覗けたらいいなと思います。

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Pan-nu

自転車旅で3年半のテント暮らしをしながら日本全都道府県を行脚した経験を持つ。写真を販売することで旅中の生計を立てた経験から、その後もフォトグラファーを生業として活動を続ける。現在は故郷である岡山県にて購入した中古ビルでフォトスタジオを経営して4年目。

Twitter twitter.com/Pan_nu_photos
Instagram instagram.com/pan_nu_photos/

メッセージ
幼少の頃に賑わった商店が、今はシャッターで閉ざされている。みんなでバッタを捕まえるのに走り回った草むらはマンションに変わった。ゆっくりと過ぎて行く時間は、ゆっくりと景色を変えて行く。特になんでもない日常の景色が映った写真は、未来の誰かがそれらを思い出すためにも残っていくべきだと思う。


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kawamon

福島在住のフォトグラファー。2017年に本格的に写真を始める。鉄道をモチーフに日常や旅情を表現した写真を得意とし、雑誌などのメディアや鉄道会社への写真の提供なども行ってきた。最近ではSNSでの発信にも力を入れており、twitterでは鉄道写真のほか、地元や旅先でのスナップ写真を投稿している。

Twitter twitter.com/kawamon4649
Instagram instagram.com/kawaminami_hayato
note note.com/kawakawa415

メッセージ
有名な観光地を巡るのも楽しいけれど、なんでもない町を歩いてみるのもまた楽しい。その町の人々との小さな出会いを通じて、平凡な日常こそが幸せだと改めて実感する。人々の生活の中には、それぞれの日常がある。そんな皆さまのかけがえのない日常を、写真という形で共有できたら嬉しく思う。

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shimizu_nobu

フリーランスフォトグラファーであり、浅草の人力車夫。プロダクトから大型フェスまで。ジャンルレスの撮影業務をこなしつつ。ライフワークとして日々の朝食をSNSにて発信し続け、雑誌や新聞などのメディアから取材を受ける。撮影以外にコラム等の執筆活動や企業SNS運用もしている。

Twitter twitter.com/shimizu_nobu_
Instagram instagram.com/shimizu_nobu_gohan/

メッセージ
SNSでの『映え』といった尺度では測れない感覚が、日常にはあると思います。カーテンから刺す夕陽。通勤電車で見た光景。家族との団欒や友人との触れ合い。僕らひとりひとり違った瞬間を生きてるからこそ残せるのが日常写真。貴方だけが撮れる日常写真を沢山見せて下さい。

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月間審査員賞

毎月、各キュレーターが選ぶ優秀作品を月間審査員賞として発表します。結果は発表をもってかえさせていただきます。


Q&A

Q.応募する写真の必要解像度を教えて下さい。
A.TwitterやInstagramに適した解像度であれば充分です。

Q.選考結果はどのようにして分かりますか?
A.
「yousawscenes」による各プラットフォームでの投稿をもってかえさせていただきます。


注意事項

応募作品の著作権は撮影者に帰属します。応募作品は、応募者本人が撮影し、応募者があらゆる権利(著作権を含みます)を保有するオリジナル作品に限ります。

応募作品の写真(以下、「作品」とする)に写り込んだ特定の人物(以下、「被写体」とする)からは、事前に二次使用の承諾を得るなど、肖像権侵害が生じないよう、応募者が責任を持つものとします。被写体が未成年の場合、被写体の保護者から作品掲載の同意が取れたものに限ります。

作品が紹介されることによる作品の公的露出によって、第三者から肖像権や著作権の侵害を訴えられた場合、応募者自身が責任を持って対応するものとし、当方は応募作品によって生じたトラブルの責任を一切負いかねます。

写真の使用について

Twitter・Instagramでハッシュタグ「#yousawscenes」をつけて一般投稿された写真は、当キュレーターによる選考の上、「yousawscenes」が運営するTwitter、Instagram、noteの各アカウントページに転載されます。

上記以外の用途において当プロジェクトが投稿写真を使用する場合には、予めフォトグラファー様に相談するものとし、無断での使用は致しません。

当プロジェクトへの参加を意図しない投稿が転載されてお困りの際には、「yousawscenes」のTwitterアカウント宛てにその旨をお送りください。

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