私の子育て失敗談①理想が高い!
私の子育ての失敗談を
お話ししようと思います〜
一番の失敗は、
「理想があった。しかも高かった!」
ことです。
私は、支配的な父親との関係があまり良くなく、
「自分が子育てをするときはこうしよう」とか
「絶対父親みたいにならない」とか
いろいろと若い時から考えていました。
でも一方で、
「自分も父親みたいになってしまうかも」
と、どこか育児に対して自信がなく、
その克服のために
(他にも女性が長く働ける環境ということで)
保育士を、大学を出た後に目指しました。
しばらく公立の保育士として働き、
多くの子ども達と接して
こう思っていました。
「こんなに大勢の子ども達を
クラス内で1度に見ているのだから、
家庭内で1対1〜2の子育ては、
とっても心地良くて楽だろうな〜」と。
しかし!
子育ては、仕事としてすることと
家庭内ですることとは、
全く別な感じでした。
仕事は、最初と最後という時間が決まっており、
他の職員の方も数人いて、
さらに報酬もいただけますが、
家庭、特に核家族の場合は、
24時間365日の無報酬労働。
大人としての会話もできない。
孤独な毎日。
夫も若い時は、ちょうど仕事が大変な時期。
そうそうゆっくり話を聞いてくれない。
仕事と家庭での
「育児」の環境が全く異なり、
家庭内育児をなめていた、
と痛感しました。
さらに、
保育士や教師、看護師の方に多いのですが、
育児に関しての専門職の方は、
「育児の理想」が明確にあり、
それを家庭の子育てにも適応しようとします。
そうすると上手くいかなくなるのです。
仕事での育児の知識や経験がある方ほど、
育児の理想を求めて上手くいかなくなる。
それはなぜか。
「ありのままの(現実の)我が子」を
受け入れられなくなるからです。
私がまさにそうでした。だから、
ありのままの我が子と
楽しく毎日を過ごす、というのは、
そのカラクリを理解して、
自分の理想を解いてからのことでした。
それまでの、
長女の最初の頃の育児は、
自分の理想の育児をしよう、と
毎日が必死でした。
そうすると、
私も大変、子どもも大変で、
家庭内がギスギスしていました。
特に長女はアトピーもあったので、
「これではいけない!
私がなんとか治そう!」と
力が入り、とても大変でした。
今の自分から、かつての自分には、
「大丈夫だよ。
アトピーは腸が発達してくれば、
自然と良くなってくるから。
そんなに頑張らなくても大丈夫。
毎日を大切に過ごしてね。」と
伝えたいのですが・・・
実際、この言葉を当時の私が聞いても、
「何のんきなことを言って!」
と聞く耳を持たなかったでしょう><
簡単に理想は手放せない。
よほどネガティブなことが起こらない限り、
大人は、自分のやり方は
変えられないのかな、と思います。
ですから、ネガティブなことも、
「このやり方だと上手くいきませんよ」との
大切なお知らせだと段々と分かってきました。
私が理想を手放したきっかけは、
「長女が通っていた、モンテッソーリの園長さんに
『あなたは真面目すぎて視野が狭いのよ!』
ときつく叱られたこと」
「長女が小1の時に登校渋りになったこと」でした。
〜続きはまたの機会に〜
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