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JICA地球ひろば『SDGsのコト、本気で考える展』レビュー|YourSDGs活動体験記

JICA地球ひろば

JICA地球ひろばでSDGsに関する展示が行われていると聞いて、行ってきました。
こちらの展示「SDGsのコト、本気で考える展」は2022年9月1日まで実施されていました。
この記事では記憶に残った展示や感想をご報告したいと思います。

JICA地球ひろばについて
JICA地球ひろばでは、世界が直面する様々な課題や、開発途上国と私たちとのつながりを体感できます。国際協力を行う団体向けサービスも提供しています。 世界へのその一歩を応援します。最寄駅:各線「市ヶ谷」徒歩10分入場料:無料

JICA地球ひろばHPより
https://www.jica.go.jp/hiroba/index.html

1.入口展示スペース

大きな地球儀の展示は存在感大!

入口の展示スペースでは大きなパネルと地球儀の存在感に圧倒されます。
SDGsクイズもほどほどに難問が混ざっており、すぐに答え合わせができるのでスピード感があってとても楽しいです。

入り口には大きなポスター!実感する機会は少ないですが、
SDGsの取り組みはもう折り返し地点まで来ているんですね。

パーム油と森林破壊の問題

生活に欠かせない植物油
パーム油の原材料であるアブラヤシからは、PKSというバイオマス燃料が生産されます

今回の展示で一番目を引かれたのは、植物油と森林破壊についての展示です。
パーム油の搾りかすであるPKS(パームヤシ殻)はイーレックスグループ(※後述)が運営するバイオマス発電所でも利用されており、その生産過程にも責任を持たなくてはなりません。
SDGs展の第一フロアに掲示されていることからも、作物の生産過程で発生する森林破壊が重大な問題であると感じさせられます。
※YourSDGsの運営会社・ティーダッシュが所属する企業グループ

2.後半展示スペース

2022年は中間地点ではあるものの、
後半の社会の変化は今までよりも大きくなる予定です。
2030年には人型ロボットも身近になっているのでしょうか。

後半スペースは個別の事例にフォーカスした展示です。
コオロギせんべいなどTwitterアカウントで紹介してきた内容も展示されていました!

無印良品の食品としてコオロギせんべいが紹介されていました。
大豆ミートも含めて身近なところに、受け入れられやすい形で商品化されているのが素敵です。

エシカルな洋服の展示

こちらでは洋服から再度繊維を作るアップサイクルや、
手作業によって作られるフェアトレードな事例が紹介されていました。

SDGs達成状況の見える化パネル

カードを差し替えてカラフルに色が変わるのが楽しくていろいろな国を見てみました。
始めは日本の結果を見てなかなか厳しい評価だと感じましたが、いくつかの国を比較すると工業化の度合いや立地の特性なども大きく影響すると分かり、一つの国ですべてを達成するのは難しいと考えるようになりました。

国名ごとのSDGsの17の目標の達成度合いが表示されるパネル
日本の結果は思っていた以上に赤いです。

感想

時間にして1時間程度の滞在だったものの新たな発見もありました。
クイズで学ぶ展示では、アフリカの携帯電話普及率が74%であること、同時に飢餓率が世界で最も高いことを知り、社会の折り合いの付かない部分を学ぶことができました。
幅広い範囲で少しずつ発見があるので、自分はどんな問題に特に関心があるのか気づくきっかけにもなります。

来月以降の展示はテーマごとにJICAの取り組みを紹介する基本展示に切り替わるようです。
次回の展示もまた見に来たいと思います。

以上で今回の活動報告とさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。

今後もノートとTwitterでの投稿を通して、私たちの活動について発信していきます。
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