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障がい者グループホーム運営において3つの大事なこととは・・

前回安易な気持ちで障がい者グループホームを起業するなとお伝え致しました。今回は入居者目線で大事なことを3つお伝え致します。
1つ目は食事です。
あなたも自分目線に置き換えて頂きたいです。一番自分が美味しかったと思うご飯はどんな食事ですか?
高級焼肉やホテルで食べたコース料理などを思い浮かべる方もいるかもしれません。有名な言葉でお袋の味といいますよね。まさにその通りだと思っていて、お母さんが作った温かい手料理が一番美味しいと思います。
「グループホーム」という名前の通りYour Partnerは入居者にとっての家なんんです。私の考えですが家で毎日宅食はたべないですよね?私たちが当たり前にやっていることを入居者にもやってあげたい。その思い出手料理のご飯に拘っております。料理の話は詳しくすると話が止まらないのでまたいつか詳しくしていきます。
2つ目は居住空間です。
私が居住空間で大事にしていることは自分が住めるかどうかです。自分が住んでも大丈夫と思えるぐらい内装をリフォームして、自分が生活できるような日用品を準備します。
障がい者グループホームを開業するのに物件取得は大きな参入の壁となります。なかなか物件取得する中で疲れ果ててかなり古くて手入れがされていない物件で開業される方もいらっしゃいます。
古い物件がダメと言っているわけではないのですが、その物件あなたは住めますか?と経営者には聞きたいです。

私がフランチャイズの説明を聞いた時は日本の空き家問題と上手く組み合わせてできるという話を聞きましたが、私の運営している地域では全く当てはまりませんでした。私の運営している地域は大都会ではなく大阪の郊外の地域なので、この地域で物件取得が難しいとなるとそう簡単に見つかるものではないと思います。消防法の問題、建築基準法の問題ここをしっかり理解して物件取得しないと借りたはいいが、開業できないということもありえます。
物件の事は話すと長くなるのでまたの機会で説明します。

3つ目は支援体制です。
フランチャイズの話を聞いていると不動産運用みたいに話をされる法人もありました。空き物件を活用して住むところを貸すのが障害者グループホームの役割ではありません。
居住空間を通して入居者を支援することが目的です。入居者一人一人に対して個別支援計画に基づいて支援する必要があります。
金銭管理は必要か?洗濯はどこまでできるか?そうじはどこまでできるか?本当に細かい部分をしっかり観察し支援していきます。
住んでもらって終わりではなく、住んでいる中で何を支援して何を自分でやってもらってと決めていくこと大事です。

伝えたい事は山もどありますが結論甘い考えで障害者グループホームを始めないで頂きたいです。


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