住んではいけない物件まとめ

シェルターを出たあとを想定した文章です。

私はDVを理由にシェルターさんにお世話になりました。複雑性PTSDを抱えているため、その視点も含まれています。
あくまで素人の意見ですが、経験談です。

・築年数が経ちすぎている

理由は、数十年前のアパートやコーポには防音などのプライバシー配慮が望めないからです。
気持ちを落ち着ける事は出来ないです。
隣人の生活スタイルとリズムが全てわかるという事は、自分の生活も把握されているという事です。 深く傷つき、敏感になっている状態に、私のようにガラの悪い人間が隣人になった場合は本当にDVの再来以外の何ものでもありません。
お金になれば誰を入れようが勝手だというのが不動産屋の理屈でしょうから、そねためにも絶対に劣悪な環境に身を置く事は避けるべきです。
心も体もボロボロの状態で、ここはダメだ、すぐ引っ越そう と思う気力も行動するだけのものが残っていないのに、ダメらなら次へ行けばよい。とはなりません。
無理を重ねて重ねて休息が必要な状態である事を考えると、安全と安心が得られる場所が必須になると思います。
可能であるのかわかりませんが、自分の目で確認出来る境遇があるのなら絶対したほうがよいです。
私は沢山リストを頂いた中から間取りでしか決められなかったため、家賃が生活費の1/3を超えるなりの環境なのかと甘い見通しで決めてしまってこうなっています。

・鍵は入居時に交換する
結局のところ、入居時に自分で変えたければ変えて下さい。というのはかなりリスキーだと今の私は思っています。
他の駅の不動産屋に、使い回された例の鍵を見せ、こういう事はよくある事か聞いてみたところ、鍵を使い回す大家さんもなかにはいる。との回答でしたが、非常に歯切れが悪かったです。
同業者ですからこの言い方になるでしょうし、実際にあるのだと思いますが、結局のところ大家の防犯意識などによって違いはあるようです。
規則で鍵交換は自分持ちという所はあるようですので、せめてコピーされている恐れのあるものを使う事はやめ、すぐに鍵は作り直す事をおすすめしたいです。
私の経験上、きちんとしている不動産屋で部屋を借りて鍵は使い回すし自分で交換したければしてくださいと言う不動産屋はありませんでした。
同じく保護を受けている方は、ちゃんと入居時に大家さんが交換した鍵をくれたそうですので必ずこれも確認すべきだと思います。
私は行政から聞いていた不動産屋に払う額をはるかに超える額を払う事になってしまい、貯めた金額の半分近くを先に不動産屋に渡す事になってしまいました。
リサイクルショップでも安いレンジと冷蔵庫とテレビを買うので精一杯だったので、鍵の交換までとてもお金がなくゆとりがないまま嫌がらせが始まり絶望してしまいました。

安全、安心、人命。
これを軽視する物件に住んでしまった事が、悔やんでも悔やみきれない私の後悔です。

・不動産屋と大家の評判

これがら1番大切だと思います。
というのも、貧困ビジネスは儲かるため手を出している悪質な不動産屋と大家が実際にいるからです。
実際に私のアパートの大家はご近所さんから実に評判が悪いです。
少し離れた場所に困っていらっしゃるご高齢の方にお声がけした方に、「🙆‍♀️〇〇に住んでいる者です」と言ったら、すぐに「親切でいい大家を紹介してあげる。そこだけはやめなさい」と言われました。
実はこれ、2回目。以前もそこだけはダメだよ!!とかなり深刻そうに言われました。
私に起きた事を考えると、それなりの事をしてきた実績がありこう言われるのだと思います。
借りる時に大家の素性はわかりませんから、必ず不動産屋にとにかく心ある大家さんがいい。病状を回復させるためにとにかく落ち着ける環境が必要だとと説明してください。
特に若い男性は契約しか考えていない人物しかいないのではないでしょうか。
自分がDVに遭った事もなく、暴力にさらされて怖い経験をした事もまずないでしょうから、特に担当者の人間性は大切だと思います。
そして、社会的弱者はどうでもいいという人はもちろんいます。
私はこういう不動産屋に当たってしまいましたが、若い社員しかいないなという不動産屋でした。
人生経験があれば人の心があるとは言いませんが、若い社員だけで回しているような不動産屋は避けたほうが良いと私は今回の経験で感じています。
自分は働き収入を得て生活が出来ているため、病気で生活保護を受けざるを得ない人間なんてと見下しているなあという事は痛いほど感じました。



また、嘘をついたり約束を守らない不動産屋とこういう金が全ての大家はセットな事があるんだろうなという印象はあります。
ちなみに私の実家にも電話をかけ、お金にまつわる話をして、早く出ていけと言って切ったそうです。
こういう時に人の本性は出ますね…
今すぐここで死んでやりたいという気持ちと闘っていなければ私も今すぐにでも出たいですよ…

・建物の状態が悪い物件

経年数とほぼ同じですが、私は引越してきてすぐ、洗濯機を使おうとしたら大量の水漏れを起こしました。
前の住人が必要な部品を持ち去ったから起きたと水道会社から説明を受けました。
そしてすぐ、洗面所でお湯が出なくなり、お湯と水で洗顔が出来なくなりました。
シャワーを浴びていても、突然水しかでなくなります。
これはガスの給湯器によるもので、時々給湯器自体の電源が切れるため、バスタオルを巻いた状態で給湯器を動かしに行くしかありません。

また、洗面所の水流れが悪く、洗顔中に水が洗面ボールから溢れるくらいにまでなるので、パイプユニッシュを2~3日に1度、寝る前にします。
入居して半年くらからなので、パイプユニッシュ代は相当額になります。
水道屋さんの話によれば、経年によるものなので大家さんが変えなければ対処方法はないとの事で、鍵を数十年は使い回す大家が私のために変えてくれるとは思えず、相談していません。

そして、ポスト。
ポストが簡単に壊れるような場所も危ないです。 理由は、ポストから覗いて中が見られるからです。
私は引越してきてやはり半年くらいで内側の部分が壊れ、強力接着剤で直しましたが、その後も郵便物が入ると取れるためもうつけ直していません。強力接着剤も繰り返し買えば結構な出費です。
パイプユニッシュ代と強力接着剤を買い続ける事は現実的ではないのですが、鍵が開けられてもなお安いいくらでもコピー出来る鍵にしようとする管理会社と大家が壊れる都度直してくれるか? 無理でしょう。
頻度が週1でしたので。
安心、安全で普通の生活をして心と体の状態を改善し、癒したい我々には向かない状況です。何かしら頻繁に壊れる状態では穏やかな暮らしは無理だと言えます。

・同じ性別の人がまわりに住んでいない物件

私が住んでいる物件には、私と同年代の女性が1人もいません。
これはゴミを持って行った人間には、どれが私のゴミか一目でわかるため持って行きやすかったと言えます。
どれだけ注意しても、透明なゴミ袋でしか回収してもらえない地域の場合は完全にアウトです。
犯罪の種があるとわかる場所を選んで引っ越すべきではありません。
私は使用済みの生理用品も持ち去られています。

この記事も、新たに加筆する可能性がありますので、気になる方はこまめなチェックかフォローをご活用下さい。

画像は実際のポストです。
覗ける状況がわかると思います。

シェルターから出た先の地獄の住まいをご覧になっていない方にはこちらも。
入居時渡された、使い回し続けた(不動産会社に使い回していますとはっきり言われています)も載せます。
これです。ちなみに非常に安価で、とても簡単にコピーが作れる鍵と、鍵屋さん2名が断言しています。

シェルターから逃げた先の地獄の生活も合わせてどうぞお読みください。

そして、住まいに不安な事があればすぐに相談できる生保の担当者に担当してもらって下さい。
住んでみなければわからない事のほうが現実には多いでしょうから、信頼できる担当者に担当してもらう。これに限ります。
そして、病気の治療に専念できる環境を手に入れて下さい。


私は現在、ここよりシェルターのほうが何百倍も安心できてよかった。シェルターに戻りたい。
こう思わせる物件に私は住まざるを得なくなり、現在食事ができず病院でイノラスというものを処方して頂いて生きている状態です。
こうならないためにも、住む場所はきちんとした場所を選んでください。
最初が肝心です。
心と体を休め穏やかな暮らしをあなたはしてください。
それが私の願いです。

これを読まれた方は、出来れば拡散をお願いいたします。
同じ状況に陥る方がひとりもいなくなるよう、また保護先にこういう劣悪で悪質な場所に送り込まれ、シェルターにいた時より病状が悪化する事がないよう、知識として持っていて頂きたいです。
あるYouTuberの方のように、生活保護者なんかより…という考え方の方もいらっしゃると思います。
ですが、きちんと感謝して善良な生活をし、病気の治療に専念している人がちゃんといます。

YouTuberにメンタルクリニックの先生がPTSDについて解説して下さる時代になり、少しずつこの病気も知られていく可能性もあります。
様々な事情でシェルターから出た方が、これからの人生をよりよく生きられる環境が整えられるようになっていって欲しいです。



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