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息子の協調性のなさ(TдT)【日帰り旅行にて】

私達一家と、おばあちゃんと、いとこ家族で、旅行をしました。
が、
発達グレーの息子は、案の定、癇癪を起こして、
周りを騒然とさせる事態が起こりました。

それでは、楽くて大変な旅行記スタート↓ (*ˊ艸ˋ) #育児日記

素晴らしいスタートを迎えた朝

自動車旅行でしたので、朝、5時半に全員を乗せた車がスタートしました。

不登校気味の息子(小3)は、学校のある日の朝はグズグズなのに、この日は、朝5時にスッと起きて、スッと着替えてました。

やるじゃん・・Σ(゚ω゚ノ)ノ

夜明け

車の中では、そとの暗闇が、夜明けとともに明るくなっていく光景に、息子は「すごい、なんか、感動するよ・・」と泣きそうな声でつぶやきました。
息子のこういう感性、好きよ。

車の中では、いとこと楽しそうに会話し、途中のサービスエリアも行動の切り替えができていて、とてもスムーズな旅行でした。

目的地に到着し、観光してる間も、親と離れておばあちゃんと行動したり、
自分ひとりでお昼ご飯の注文をとりに行ったり(フードコートです)、
「さすが、小3。昨年よりずっと成長した・・。」
と、頼もしい息子に母は感激してました。

雲行きが怪しくなっていたのは、午後から。

「しんどい」の感情がマックスに

炎天下の中、あっちこっち歩いて、大人でもカラダが重くダルい午後でした。

息子は「しんどい」「のどが乾いた」と私に言いましたが、
いとこ家族は、先の目的地に向かってだいぶ先を歩いていたし、売店も自動販売機もなく、次の目的地で探すしかない状態でした。

私が「次の場所で飲み物を買おう。みんなに遅れないようについて行こう。」
息子に伝えると

息子の感情は「怒り」を増して、
「なんでやねん、ふざけんなよ!行きたくない!行きたくない!」
騒ぎ出しました。

感情の過剰な反応【過度激動】です。

定型発達の子より、感情の振り幅が大きく、興奮しやすい・・。

それでも、先を歩く仲間に追いつかないといけない。
嫌がる息子をひっぱるようにして、目的地に向かいました。

目的地の建物に入ると、冷房が効いて、自動販売機が並んでいます。

そこで落ち着いてくれたら良いのですが、
息子は切り替えが遅い。
ふざけんなよ!クソが!こっちはしんどいねん!」
わー、わー、ぎゃあ、ぎゃあ、悪態をつきながら、館内に入ってきたので

周りの人は「ぽかん」です。(;゚ Д゚) …!?

「何を怒ってるの?」といとこ家族は聞いてきます。

「暑さで疲れたみたい」と苦笑いの私( ̄▽ ̄;)

いや、暑さで疲れてるのはみんな一緒。いとこも疲れたけど、我慢して歩いた。
親からジュースを買ってもらって、機嫌を良くしている。

なのに、なんで、我が子は
「がんばれない」「いちいち怒る」「ジュース渡しても機嫌が治らない」(TдT)

ここで息子を叱りつけたところで、ムダなケンカになるので、「はい、はい」と息子の怒りを聞き流してたら

「子どもに甘いんじゃないの?」とおばあちゃんが叱責

おばあちゃん登場。

息子の前に立ち、
「そんなに怒らんでもいいんじゃないの?いつもそうやって甘えてるの?」
と叱責を始めました。

息子は余計に怒り狂って、私を叩き出しました。
息子「ママが悪い!ママが悪い!」

おばあちゃんが「ほら、おばあちゃんと行くよ!」と言うと
息子はおばあちゃんを無視。
私の腕をつねりながら、「うう!!」と唸って黙っています。

おばあちゃんから、今度は私に叱責が来ました。
「こういう時、ちゃんと叱らないといけないと思う。今の親は叱らないから、子どもが言うことを聞かないと思う。私は、ちゃんと叱るから!」と。

こういう状況になった時、
このパフォーマンスをとるしかないのです。

子どもを叱りたおす。みんなの前で。

私は息子に
「いいかげんにしなさいよ!みんなに迷惑かけないの!大きな声で怒らないの!」
と息子の腕を掴んでいいました。

もちろん、この行動は、息子を余計にパニックにさせるだけ。わかってます。

息子が「ママなんて大嫌い!」と言い出して、私が「そういうことを言わないの!」と親子でわーわー、ぎゃあぎゃあとケンカを始めると、
おばあちゃんもいとこ家族も、すっと動き出しました。(次の目的地へ)

おばあちゃんと、いとこ家族の姿が見えなくなると、
私は息子を叱るのをやめました。
私「ジュース美味しかった?ママは美味しかったよ。」と声をかけると、
息子は半分泣き出しました。
私「みんなと一緒じゃなくていいから、ママと2人で行こう。」と言うと
息子「うん、ママと2人でいい。」
と言いました。

そこから、私と息子は、おばあちゃんといとこ家族と距離をあけて行動していました。

私と2人になった息子は、展示物を一生懸命眺めたり、景色を眺めたりして楽しみました。

そして息子から「おばあちゃんに声をかけるね」と言って、
おばあちゃんに「こっちの景色はすごいよ。」と声をかけてました。

それからは、スムーズな旅行を続けました。

私はめちゃくちゃ疲れたけど、息子はこの日の日帰り旅行は、とても楽しい思い出になったそうです。

【感情の波が激しい】特性は、こどものうちは特に「叱られ」の対象になるでしょう。
「怒るな!」「泣くな!」「はしゃぐな!」、と。

つらいよね。

でも、
激しく感情を表す分、朝の光を感じて「すごい、感動するよ」と涙ぐんだ息子の感性は大切にしたいと思ってます。

その場所から見た美しい景色を、息子は夏休みが明けたあとも、鮮明に覚えています。

ちなみに、この「おばあちゃん」は、夫の母です。


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「いろいろあったけど、これで良かった」
って後悔ないように、やっていこう。
そして、noteに残していく内容が、同じような状況にいるお母さんへの励ましや、参考になりますように。

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