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【臨床note.2】大腿外側痛改善のための評価知識ガイド

前回は股関節痛のケースについて書きましたが今回は大腿外側の痛みが大腿皮神経だったケースについて書いていきたいと思います!

臨床の現場に入っていると大腿外側の痛み(割と広範囲)ってよく遭遇しますよね。

太ももの外側の痛みはいくつかのパターンがあるのですが、つい最近あった症例では外側大腿皮神経が原因で太ももの外側に痛みを出していたケースをご紹介します。

主訴と症状

立ち上がりや歩行時に大腿外側に痛みが走るとの事でした。

歩行を見てみると患側の下肢が内転し、トレンデレンブルグが確認できました。

触ってみると患部周囲圧痛や皮膚硬さや筋肉の攣縮があり患側の股関節可動域が狭く、股関節周囲を庇うように筋肉や皮膚の緊張が強くなっていました。

原因は外側大腿皮神経だったケース


私が大腿の外側痛で疑うのが、外側大腿皮神経や腸腰靱帯、小中臀筋らです。

まず初めに外側大腿皮神経が原因なのか調べたところなんと最初にヒットしましてこれが原因だと分かったんですね。

ではどんなことをして外側大腿皮神経だとわかったのかといいますと、

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