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#20 ◆対人支援業は対人関係修行である
対人支援業は対人関係修行である。
対人支援業に従事する者として現場で仕事をしていて常々感じることです。
このようなタイトルを掲げると対人支援業が苦行であるかのように見えてしまいますが、そんなことが伝えたい訳ではありません。
もちろん簡単なことばかりではない対人支援業ですが、現場で多様な個性を持つクライアント様と向き合わせて頂いている対人支援従事者の視点から
日々クライアントワークに従事するこからこそ感じられる鍛えられる能力について語りたい。
◆僕にとって幸せとは
対人支援業で鍛えられる能力を語る前に、僕にとっての幸せについて簡単に触れておきたい。
この前提がないと何も話が伝わらないと思うので。
「幸せとは?」と聞かれて人それぞれの回答があるかもしれませんが、僕自身が感じる幸せな状態とは「視野が広がり、他者受容度が高まる」ことです。
#本当はもっと語りたいですが、本日は割愛^^
少し堅苦しいので柔らかく表現すると、どんな人とでも無駄に争わず仲良くやっていける状態です。
人間としての視野が広がり、どんな人に対してもフラットに接することができるのでどこでも平和的に暮らせている状態ともいえます。
いわば究極の人間関係マスターですね笑
僕の空想上はこの状態になれば人間関係のストレスは0となり、毎日ハッピーに暮らせるという寸法です。
◆対人支援業との関係性
さて話を本題に戻すと、「他者受容度」を高める最良の方法こそ、コーチ業をはじめとした対人支援業だと思うのです。
対人支援業の特徴は何といってもクライアントと深い人間関係を構築することから始まります。
まずこの時点で相手を深く受け入れる覚悟が試されます。
加えて対人支援業は売って終わりの商売ではありません。サポートを開始してからが勝負であり、クライアントさんの深い悩みや葛藤に触れることは日常茶飯事です。
全て自身と異なる個性から生じる悩みな訳で、コーチする僕自身も理解する為に多くの葛藤や困難に直面することも多々あります。
もう少し具体化するとクライアントさんの生きたい人生に対して、
・何が課題となっているのか?
・どのような言葉掛けをしたら伝わるのか?
・これを言ったらお節介になるかもしれない
・どのような問いなら主体的に行動したいと思えるのか?
・相手は耳が痛いかもしれないが伝えなければ前進しないだろう
等々、頭を振り絞って考え続ける訳です。
ここまで書いてみて本日最もお伝えしたいのが「相手の人生に踏み込み続けるのが対人支援業」だからこそ、人間関係マスターになる為の最良の方法になり得るということだ。
決して楽な仕事ではないが、このようなディープな人間関係の中で強制的に人生で最も大事な学びを得ることができるのが対人支援業の魅力だと僕は思う。
つまり対人支援業は理想の人生を生きる≒理想の人間関係を築く力を養うのにうってつけの修行の場なのである。
ただ「お金が稼ぎたい」という人にはあまりお勧めできませんが、深い人間関係の中で感じる葛藤と歓喜の中で成長を実感し続ける人生に価値を感じるのでしたらこれ以上お勧めなお仕事はないかもしれません😊
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