見出し画像

約束

これは誰かに伝えたいことじゃない
辛くなった時の、約束。


どうしようもならない私自身を
生き物として愛したい

思い通りにならない身体や心の
痛み、痺れ、焦燥感

頭だけで考えた正解や夢に適合できない
課題を背負っていく。毎日、毎日。
それが生き甲斐や勇気にもなる時もある

でももし辛くなったら
前提に戻ろう
生き物に戻ろう

目に見えないものじゃなくて
目に見えるもの。
触れるもの、
聞こえるもの、
今 この瞬間に 確かに存在しているものだけを
感じよう

息をする
私は生き物

大丈夫

本棚を見て
写真に触れて
色と音に重ねて
言葉だけじゃない 別の形でのコミュニケーション
その感覚と出会って、見つけて、感じて、息をする

動けるようになったら
蝋燭に火をつけて、匂いを嗅ごう
紅茶を飲んで
ものを食べよう
味わおう

否定よりも 肯定を

「健全な肉体でないから、お金を稼げない」
「体が痺れて立てない」
「目の前が真っ暗になるからまともに歩けない」
「生理なんて来なければいい」
「痛い、たくさんの命を殺してしまった」
「自律神経が弱い」
「セロトニンが足りない」
「資格が足りない」
「美しくない」
「家族を支えられる安心感もない」
「気概が足りない」
「なりたい夢への情熱が足りない」
「適当さが足りない」

否定よりも 肯定を

社会や
日本や
性別や
年齢よりも

今ここにいる 生き物の 肯定を


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?