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やさにちウォッチのご紹介

これはAlfasado Inc. / LAB Inc. Advent Calendar 2023の22日目の記事です。
アルファサードで運用しているオウンドメディア「やさにちウォッチ」をご紹介します。

「やさにちウォッチ」とは?

「やさにちウォッチ」は、やさしい日本語の情報を集めてきて、外国人だけでなく多くの人にわかりやすい言葉で紹介するメディアです。

このサイトの記事は、やさしい日本語で書かれています。
また、やさしい日本語だけではなく、ふりがなの有無、わかち書きの有無、文字の見た目を自分で選ぶことができ、より読みやすい配慮がされています。

情報を得られやすいよう配慮

わかち書きとは、文節と文節との間を1字分空けて書くことをいいます。小学校低学年などの教科書では読みやすくする配慮のため、わかち書きで書かれています。

日本語は漢字、カタカナ、ひらがなと文字がとても多いです。それぞれが区別しやすくデザインされている書体があります。
「やさにちウォッチ」では見えやすさを配慮して作られたUDデジタル教科書体(表示は教科書体になっています)にフォントを切り替えて情報を読むことができます。

文字を読むのが苦手、移動中だから音声で聞きたい、という場合でも、記事とまったく同じ内容を、AIによってデータ化された音声で聞くこともできます。

やさしい日本語に変換するエディタ

「やさにちウォッチ」は弊社が開発、提供している「伝えるウェブ」の技術を活用しています。
「伝えるウェブ」は、機械学習によるやさしい日本語化支援サービスです。

「伝えるウェブ」は、大きく分けて2つのことができます。

  • ウェブサイトを自動でやさしい日本語にかえることができます。

  • 「やさしい日本語エディタ」を使って、印刷物や掲示物をやさしい日本語に変換する手助けをします。

やさにちウォッチの運用

「やさにちウォッチ」は、ほぼ毎日更新されています。
この運用をすることで、定期的な辞書のメンテナンス以外に、ふりがなの調整、書き方のわかりやすさ、音声読み上げの精度を確認したりなど、中身のメンテナンスも行っています。

やさしい日本語の情報をお待ちしています!

「やさにちウォッチ」には情報提供フォームがあります。
やさしい日本語の取り組みやイベントなどの情報を投稿いただき、紹介させていただきます。(※必ず掲載できるかどうかわかりません)

さいごに…

現在(2023年12月22日現在)、「伝えるウェブ」では、自治体・教育機関などを対象にした無料キャンペーンを実施中です。

期間

2023年6月1日から2024年3月31日まで

無料提供の対象となる機関

  • 地方自治体・地方自治体に準ずる地方公共団体

  • 教育機関(学校教育法第1条規定の学校または教育委員会)

  • 医療機関(病院・診療所・医師会・医療に関係する公益財団法人、公益社団法人)

  • 日本語教育機関

  • NGO/NPO

詳細は「伝えるウェブ」無料キャンペーン特設ぺージをご覧ください。

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