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【だらしない人間の闘病記・1】

久々にキタね。

耳の下にしこりが出来、
恐らくは耳下腺腫瘍だ。
良性8割、悪性2割。

病院にはまだ行っていない。
最短で手術を奨められたとしても金がないからだ。

手術代とその前後の時期の生活費、
それがない、
ので、それをウーバーで稼いでから
初診に行こうと思う。

悪性と分かってからそれらの金をつくるのは
なんか嫌なのだ。

少しでも早い方がいいのだろうが
初診が早まっても手術の時期は変わらんだろうから
変わらん。

15年前の胃ガンの時と比べて絶望感はどうか?
今回の方がまあマシだ。
胃ガンの時は、ガンという初めての響きに
まさか自分が…
と味わったことのない、まじか…
という気持ちを持ったが
今回は、まあ、そうか…という感じだ。
現実は厳しいのぉ…の感はあるが。

正直、死ぬこと自体はそんなに怖くない。

問題は、今住んでいるゴミ屋敷を掃除して親族友人に(俺の死後などに)見られないようにし、悲惨さを同情されないようにすること(これは業者に依頼し、俺も手伝えば何とかなるだろう)と、

緩和ケアにて逝くほどにも金をつくれず、樹海などへ行かねばならぬ事態が出来することだ。(残念ながら、所謂、「頼れる人間」、はいない)

つまるところは金か…。

もはや、病院でも施設でも自宅でも
ケアありでフツーに死ねれば御の字だ。

でも一応、フツーに死ぬ、
というリアルな目標があるので
それをするのみ、という分かりやすい心境ではある

そしてサックスもある
路上サックスの存在は有り難い

ウーバーで生存の金を稼ぎ
サックスも出来る限り極める
健全だ

このnoteの場も有り難い
死地での悟りの言葉が生まれれば幸いだ

あと、もちろん身体がまだまだ動くのは助かった
ほっぺが腫れた無様な顔を鏡で見た時は
詰んだか、とうなだれたが
身体が動くならまだまだ詰んではいない
ウーバーで爆走する俺の反射神経はまだ健在だ

というわけで一応は、前向きだ

やれることがあるうちは、やる
なければ、まあ逃げる。

さあ果たして、フツーの死を遂げられるのだろうか?

無念、樹海か?
いや、もしか良性か?

※あと、YOUTUBEでサックスやってます。ゆうなかパンク詩人、というネームです。見てくださったら、本当に嬉しいです。この状況での、まさに生き甲斐です。


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