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常緑樹と落葉樹

学校といえば樹木。
そして樹木には、常緑樹と落葉樹があります。

ケヤキは落葉樹
クスノキは常緑樹

役所の施設の担当者と話をしていると、
「緑化政策で木を植えなきゃならないんですけど、いかがです?」
「落葉樹ばかりだと大変でしょう?」
「常緑樹を植えますか?」
なんて、こと言われたりします。

「いやー、両方いらない !(笑)」
と返答するものの、向こうも好きで植えたいと言っているわけではないことを知っているので、
「どちらかと言えば、落葉樹の方がまだ良いかなぁ」
と最終的に答えます。

落葉樹は確かに冬の時期、いっぺんに葉が落ちるので大変そうに思えますが、実は私たち用務にとっては(全員がそうじゃないかもしれないけれど)
掃き掃除を基準にすると、常緑樹を嫌がる人の方が多い様に感じます。

実は、常緑樹は、年がら年中、パラパラ、パラパラ、地味に葉っぱを落とし続けるのです。それも「枯れ葉」と言うより「生の葉」に近い状態で、髪の毛が生え変わる様に抜け落ちてきます。
正直、だらだらと落ちるよりは、スカッといっぺんに落ちてくれた方が用務的には気持ちがいい(いさぎよい)と思ってしまうのです。
冬になると、毎日が落ち葉との戦いなのですが、それでも、今はケヤキ、その次はメタセコイヤ、そしてイチョウと順々に一つずつ終わっていきます。

冬の「落ち葉掃き」は、必ず終わりがくるので、何か「達成感」の様なものがあります。

大変だけど、私はやっぱり落葉樹の方が好きなのです。


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