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ドアのフランス落とし

住宅でも片側の小さな扉が付いている両扉型の玄関ドアなどにはこういったカチャンと上から下にツマミを下ろすことで扉を固定する金具がありますよね。
これ「フランス落とし」と言います。

学校の昇降口のドアには、ほぼ漏れなくこれがついています。

中身はこんな形をしています。

フランス落とし


ツマミを下に下ろすと…


ドアの下から
棒が飛び出し
床の穴に入って動かなくなる。

説明するまでもないですね。😅


学校の場合、校庭が砂地であることが多いので、靴裏についた砂が運ばれて、この穴が詰まってしまうことが多いです。

定期的にその砂を取ってあげないと、深さが足りない穴に無理やりツマミを下ろしてドアを固定するので、フランス落とし自体が故障します。

あと、学校の場合、頻繁にドアを開け閉めするので、フランス落としの仕様頻度が高く、棒の部分が緩んできてしまいます。

棒はつまみの金具にねじ込まれているので、緩んできたら逆時計回りに回してあげます。

時々、ドアを開けた状態で、フランス落としを下げてみて、出てきた棒を逆時計回りに回してみます。回らなければ緩んでいないし、緩んでいたら回せるので、しっかり止まるまで回してあげます。

棒が抜けてしまってからだと、ドアからフランス落としの金具全部を外してつけ直すことになり、時間のロスになります。
なので、思い出したらチェックするようにしています。(チェックだけなら数秒で終わるので)
あと、穴に入った砂の除去も。

小さなことですが、無駄な作業を減らす用務のコツだったりします。

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