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阪神タイガース・原口文仁、大腸がん、完治!よかった。おめでとう!

阪神・原口文仁内野手(31)が23日、自身のⅩ(旧ツイッター)を更新し、2019年1月に手術を受けた大腸がんが「完治」を迎えたことを明かした。

5年間、約3カ月おきに受けてきたすべての定期検査をこの日までに終え、医師から「完治」を告げられたという。

「皆様からの温かいご声援と、関係者の方々の支えのおかげで歩むことができた5年間です。

本当にありがとうございました」などと感謝の思いをつづった。

原口は19年1月24日に自身のⅩに手書きの文章を投稿して「大腸がん」と診断されたことを明かし、同26日に手術を受けた。

抗がん剤治療を続けながら同年6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で1軍復帰すると、代打で左越え二塁打を放った。
同月9日の日本ハム戦(甲子園)では復帰5戦目でサヨナラ安打。

さらに、7月に行われたオールスターゲームでは2試合連続本塁打を放った。

同年のオフには大腸がんが「ステージ3b」(リンパ節への転移が認められた病期で、5段階の分類のうち2番目に重いもの)であったことも公表していたが、不屈の闘志で5年間を乗り越え、ここで一つの区切りを迎えた。

昨季は代打の切り札として54試合に出場し打率・192、2本塁打、8打点ながら、試合前の円陣での声出しでも「バモス!」のかけ声でチームを一つにするなど、大きな役割を担った原口。

球団史上初の連覇を目指す24年も、多くの人に勇気を与えながら全力プレーを続ける。

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