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【実話・第四話】60歳の初老犯罪者が、20歳代の若い看守に『命令される』『怒鳴られる』『穴をみられる』。屈辱だらけの留置所生活。



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<1>とりあえず、検察に渡す調書をつくるため、48時間、警察署の地下にある「留置所」に閉じ込められる。

しのぶさん・・・刑事さんも、私だけを担当しているわけではないので、30分間〜1時間程度調書(私はひたすら「冤罪です!なにもやっていません!」と繰り返しているのですが)をかけて私とふたりで調書をつくります。
これを警察署内で、48時間続けます。いわゆる「ヨンパチ」という奴ですね。
で、刑事さんが他の仕事へ向かったあとは、私はひとりで檻の中。
頼めば新聞や週刊誌をもってきてくれるのですが、
看守(20歳代〜30歳代前半)がクソ生意気、
しゃべりたくないのでじっと天井を見つめて、
「自分が前科者になってしまうなんて・・・最低や、最低の人生や・・・」

逮捕からの流れ。



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<2>留置所では「69番」。名前さえ、没収される。

「おい!69番!取り調べから帰ってきたら身体検査やろ!忘れんな!」
20歳代〜30歳代前半の若い看守に、番号でよびつけられるのは、精神的にこたえます。
「なんで、自分の子供や孫ぐらいの年齢の奴らに偉そうに言われなアカンねん!」
本当に腹が立ちました。機会があれば絶対、仕返ししてやろうと誓いました。

話は変わりますが、看守のなかにも、「キャリア官僚」「准キャリア官僚」「地方公務員試験で警察に入った者」この3種類がいます。
やたらに生意気な谷原章介に似た看守がいましたが、あいつなんか「キャリア組」なんじゃないでしょうか。本当に嫌な奴。冤罪め・・・。

留置場、となりは何をする人ぞ。


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<3>留置所に入る前に、激しい屈辱が!

■7Lのパンツがない!
留置所に入るときは、ゴム紐がはいったものはすべて没収されます。首をくくるのに使うかもしれないからです。
私は異常に太っているので、トランクスは7L。
か・な・り、看守たちに罵られました、太っていることを。

■真っ裸にされて、お尻の穴を4人の看守に覗かれて、
「もっと開け!もっと!ほれ、そのままジャンプや!もっと飛べ!」
肛門にクスリを隠している容疑者がいるから、そういうことをするらしいですが、マジ、屈辱でした。
ちなみに、女子も同じことをさせられるそうです。

マジ、屈辱です!


(つづく)


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