カーテンコール

歌い出しの歌詞が

なんてキレイなんだろう…


忙しい日々に追われながら

幸せだとか不幸せとか忘れていて

沢山の疑問符たちを飲み込んでた


このフレーズが急に頭に浮かんだ。


夢とか理想を追いかけてた頃、

まだまだ自分を認められなくて好きになれなくて

隣にいてくれた人や

私を好きだと言ってくれた人

そんな自分でも好きになれた人ですら

自分を好きになれない自分だったから

相手の優しさや言葉を信じれなくて

相手を傷付けて

こんなんじゃ一人でいた方がマシだ

あの日の私になったんだ。


今になって損したなと思うことは、

面倒くさい女

ヒステリックな女

そう思われたくないと思い

憧れの強い女を演じたことだ。


激情を扱いきれなかったから

目眩がしそうな程の激情を見ないフリした。

激情は相手を困らせると知っていたから

激情なんてない安定した女を

割り切れる賢い女を

私は演じたんだ。

そして私は1番を求めなくもなったんだ。


本当は

四六時中一緒に居たかった

絶えず声を聞いていたかった

時間が許す限りその腕に抱き締めていて欲しかった

本当の私は

かまってちゃんで

愛されていたくて

くっついていたくて

笑ったり

泣いたり

怒ったり

したかったんだ。


本当は

誰かの1番になりたかったんだ。


だけど、

カッコいいとか

カッコ悪いとか

そんなものですりかえたんだ。


もはや、

夢など描けないくらい疲れ果ててしまって

私はどこへ向かってるんだろうって

立ち止まった日から

今に繋がってる。


夢を描くほどの知識すらなくしてて

世の中を眺めながら

時に触れ合いながら

ネタを探してる。

心が震えるって感覚を集めてく。


いつだって自分を俯瞰して眺めて

なんとなく

客観視する癖までついてしまって

自分の生活が味気なく感じることも増えて

虚しかった。

実感が掴めなくて

笑っていても笑ってなくて

泣くほどに心が追いつかなくて

置いてけぼりになってた心とか魂。


ホントに自分に申し訳ないことしてきたなって

今すごく反省してる。


でも、これからは

そんな時間を生きた自分も否定せずに

また実感を掴めるように

心がちゃんと此処にあるように

三位一体で生きていきたい。

この身体は

私が私を生きる為の大切なもの。


ちゃんと魂の叫びに耳を傾けよう。

叶えることのできる願いは

叶えてあげよう。



もし、

幸せに喜び、涙し、笑える日がきたら

全てに感謝できること

私は知っている。

だから、

ちゃんと私を生きよう。


そう思った今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?