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壁に直面した時の人の行動パターンはあるものによって左右されていた

こんばんは。
怒涛の週末を終えやっと一息です🍺
  
早速ですが、皆さんは、何か壁にぶつかった時、どんな反応をしがちですか?
 
「えーーー何それーーーー」
「そんなの無理無理!」
「最悪ー」
「理不尽すぎるわー」
  
という反応でしょうか?それとも
 
「これって私にとってどんな意味があるの?」
「ここから何を学べというの?」
「これから得られるものって何?」
 
という反応でしょうか? 

何故、このような質問をしているか?というと、何か大きな壁に直面した時の反応やその壁に対する捉え方から「自己肯定感」の高低が見えてくるからなのです。

1.物事の捉え方 

モノの捉え方について考えるようになったのは、つい1週間ほど前の出来事から。週末担当している野球部のスコア付けに関し、「緊急でスコアをレベルアップせよ」というお達しがあったことがきっかけでした。レベルをアップせよというのは、裏を返せば、「スコアのレベルが低すぎる」という事の現れ。耳が痛い事ではありますが、スコアを付け始めたのはちょうど1年前の春。レベルと言われれば反論の余地はありません。

スコアは、戦略を練るための材料の一つになりますから、見様見真似で書いているスコアは、野球をよく知っている人からすれば「こんなん使えへん~~~!」レベルだったのでしょう。 
   
それから動揺隠せずの1週間でしたが、「野球をもっと知れるいいチャンスだ!」と考えた末、私の出した答えは「絶対にレベルアップさせて見せる」というものでした。
 

2.壁にぶつかった時の人の行動パターン

人は、何か壁にぶつかると、
(1)まず、その壁に対する「心の動揺」が起こります。
(2)その後、「何故〇〇なの?」「どうして〇〇なんてことになるの?」という「考えの整理」を始めます。
(3)そして「道を選択」していくことになるのです。
 
その道の選択には
A. 目の前の状況を受止め「どんな意味があるのだろう」と考え前向きにとらえる道
B.「そんなん無理」「最低や」とその壁を「拒否・拒絶」し反発する道
 

3.岐路に立たされた時に発動する「自己肯定感」

上のAとBの選択に大きな影響を与えているのは「自己肯定感」と言われています。自己肯定感が高ければ、自分にはその壁を乗り越えられる力があると思い、前向きにとらえられますが、低ければ「自分にはそんな力はない」と後ろ向きに捉える事に繋がります。結果、前者はプラスの行動に、後者はマイナスの行動へと移っていく事になります。
 
今回の私の選択と行動は、2つの道のうち1つ目でした。とはいえ、その決断が、今後どのような結果をもたらしてくれるかは未知数です。もしかしたら、思わぬ壁に再び直面し今回の決断を思いっきり後悔するかもしれません。しかし、一つ言える事は、出来事をプラスに捉え、更にスキルアップを目指して頑張っていけば、状況は今以上に改善されるということ。何故なら、レベルが低いと言われる所以は、「知らない」ことから来ている。つまり、スコア付けの勉強を続けていきさえすれば、知識の「ギャップ」は必ず埋めていけるからなのです。

 

4.壁を受入れ一歩踏み出した先で得られるもの

壁を受入れ、一歩踏み出すことで、人は一つの変化を経験します。

何だと思いますか? 

今回の私の事例から言えば、スコアが今以上に上手に付けられるようになると、その内容が試合の戦略作りに役立つ。そうなれば、自ずと関係者からの評価もUPしますよね。それと同時に、私自身、野球の複雑なプレイが今以上に理解できるようになり、他にも説明できるようになる。もちろん、更にプレイが楽しく感じられるようにもなる。
 

こうした変化の行く先は・・・?といえば

言わずと知れた事ですね。そうです、「自信」です。 

面白い流れですよね。


何か逆境に直面したとき、その人の中にある「自己肯定感」がその事象に対する「捉え方」を決定し、その後の決断に大きく影響を及ぼす。そして、その人の自信の度合をも変化させていく。

近年「自己肯定感」の低さが問題になっていますが、そろそろ真剣にこの「自己肯定感」について考えていく時期に来ているのかもしれませんね。1週間前の出来事から、まさか自分がこんなことを考えるに至るとは思ってもいませんでしたが、とても面白い発見でした。まさに「スポーツがくれたもの」。私にとっても大切な気づきとなりました。
 
最後までお読みいただき有難うございました。


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