見出し画像

自由という名のさみしさ

僕は疲れていたのだろう
目が覚めると誰もいなかった

僕は寝過ぎていたに違いない
光の角度が高過ぎる

君が残した書き置きは
すぐに目に付く場所にあった

いつも君は
僕に自由をくれて

リビングにオモチャをバラまいて
延々と遊ぶ幼児になってしまう

だけど振り向いても
誰もいないなら
大声で泣き叫んでしまうだろう

自由ってさみしいね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?