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POOLOが教えてくれるもの【何をやるかより、だれとやるか】仲間の大切さに気づく場所|POOLO6期すーさん


現在、TABIPPOが主催するライフデザインコミュニティ「POOLO」では、6期が絶賛活動中です。学生から社会人まで世界中から「自分の何かを変えたい」「人生で本当にやりたいことを見つけたい」という想いで、自己理解を深めつつ、豊かな人生のヒントを探して仲間との交流を楽しんでいます。

「POOLOって何?」という方は、下記のリンクをご参照ください。


今回はインタビューという形で、POOLOという現役参加者のリアルな声を聞いてみました。お話を伺ったのは、6期メンバーの「すーさん」です。

フリーランスとして、映像制作・編集などのお仕事をしながら旅を続けるアクティブなノマドワーカー。POOLOが始まって3ヶ月が経過し、コミュニティスタートの前後でどんな変化があったのでしょうか。


それではさっそくですが、あらためて今回POOLOへの参加を決めた理由ときっかけを教えてください。


POOLOに参加を決めたのは、「チームで起業をしたい」と思える仲間との出会いを探してたからです。
以前、東京に住んでいた時に仲間と仕事を立ち上げていました。会社員と違って、0から自分たちで作ることはすごくいい経験です。

それを機に0→1を作り出す面白さを知り、今も一緒に動いていける仲間を探しています。「旅を軸に価値観が似てる人たちってどこにいるんだろう?」と考えた時に、POOLOが思い浮かび、参加を決めました。

POOLOの存在は、以前にOBの方からお誘いを受けた時から知っていました。でも、当時の自分にはあまりピンと来なかったんですよね。ただ、その後、立て続けにPOOLOのOBさん5〜6人と会ったんです。「こんなにおもしろい人がいるんだ」という驚きと、自分を見つめ直すというテーマに興味を持ちました。

今はフリーランスとして仕事をしていますが、会社員に戻るにしても、独立するにしても、もう一度新しい自分に生まれ変わろうという覚悟でPOOLOに参加しました。

なるほど、もともとPOOLOのことは知っていた中で、いろいろな魅力を持つOBさんのお話に引き込まれていったんですね。コミュニティが必要なタイミングは人それぞれなのかもしれませんね。

POOLOに入る前の自分はどんなことを大切に、どんな毎日を送っていましたか?

都内で会社員をしていた頃の思い出

東京の会社員時代は、自分がやりたいことよりも「スキルアップしよう」という自己成長に関する意識が強かったです。
特に、いかに人とうまくやるかという対人スキルを磨いていました。しかし、それだけでは自分の思い描く理想にはたどり着けなくて、悶々とした毎日を過ごしていました。

そんな日々の繰り返しが窮屈になってきた感覚がありました。とくにコロナ禍では、山手線圏内からほとんど出ることもなかったですね…。

そんなコロナ禍を機に、やりたいことができるチャンスには限りがあるなと気づきました。アクションを起こすなら、多少お金が無くても、年を重ねる前にやりたいことをやることに意味があると思い始めました。

会社員時代は、仲間ともいい関係だったし、仕事もそこそこがんばって楽しかったんですよ。一方で、ずっとここにいていいのかな、という想いもありましたね。

大人になればなるほど、やりたいこと(want to)よりも、やるべき(have to)を優先しがちかもしれませんね。

POOLO講義でも「人生のやりたいこと」「やるべきこと」に対するマインドの話があり、ほとんどのメンバーがハッとさせられたんじゃないかなと思います。

POOLO6期が始まって3ヶ月。

ぶっちゃけ参加してみてどうですか?

POOLO6期生のリアル交流会

ひとことで言うと、POOLOに参加したことで自分のやりたいこと・なりたい姿にものすごく貪欲になりました。

POOLOに参加して得たものは、今のところ大きく二つですね。
一つは気の合う仲間との出会い、もう一つは自己ビジョンを深く考えるようになったことです。

これまでは、「フリーランスになる」「◯◯がやりたい」っていう目標はありましたが、先を見据えるビジョンではなかったと思います。仕事のことで頭がいっぱいだった時もありました。でも、第1タームの自己ビジョン発表会を機に、「最終的に自分は何をしたいのか?」というビジョンへの考え方が変わってきたように感じます。
(POOLOは8ヶ月が4つのタームに分かれており、それぞれのテーマで活動していきます)

また、極論でいうと、「別にやりたいことはなくてもいいな」と思い始めました。
一緒にいる仲間に恵まれていたら、やることはなんでもいいですね。
自分にとっては「人」が一番大切なので、だれと働くかを大切にしたいと考えています。

前まではジャーナリストになりたい、楽器演奏者になりたいと思っていましたが、今ではそれも一つの手段でしかないと思います。最終的に気の合う仲間と一緒であれば、どんな仕事でもいいと考えるようになりました。


「何をするかより、だれとするか」は深いですね。
仕事やライフワークで本当に大切な価値観に気づいたからこそ、得られたマインドシフトかもしれませんね。

そんなPOOLOでの活動を機に、仕事への向き合い方にも変化はありましたか?

ノマドワーカーとして、訪れた滞在先でゆっくり過ごすことの大切さに気づけた

はい、とても大きく変わりましたね。
一番の変化は、「もっと時間をゆっくりと使ってもいい」と思うようになったことです。

これまでの自分は、スケジュールをガチガチに詰め込んで、与えられた業務を「こなさなくちゃ」という感覚で仕事と向き合っていたように思います。
でも、POOLOでは一つ一つのことに時間をかけて深く考える機会が増えました。そして、もっと、テープをスロー再生した方が、人って幸せになれるんじゃないか?と感じるようになりましたね。

時には仕事を詰め込むことも大切かもしれませんが、やる時はやる、やらない時はやらないという「メリハリ」を大切にしていきたいと思っています。
ゆとりなく動き続けると、そのうち何かを削りたくなっちゃう時がくると思うので…
POOLOを機に、仕事をしない時間をちゃんと確保しようと考えるようになったことは大きな変化です。

なるほど、仕事に向き合う時間の使い方について、大きな気づきがあったんですね。
オンオフのメリハリについては多くの人に共通の悩みですよね。「常に忙しい」のは、旅好きあるあるかもしれません…(笑)。

ここで少し話題が変わります。

POOLOでは、自己理解を深めるための自分の強みを知るツールとして「ストレングスファインダー」を使いますよね。
すーさんは、どのような結果が出ましたか?

多様な仲間との交流を楽しむことが、すーさんの生きがい

ぼくは初め、上位5つの資質だけチェックしました。でもだんだんと、下位の資質も知りたいと思うようになって34個すべてを再度診断をしました。
結果をひとことで言うと、正直ショックでした(笑)。
なぜなら、20代で頑張って培ってきたはずの「コミュニケーション」が最下位だったからです。

ただ納得できる部分もありました。
コミュニケーションは好きなんですが、実際は不得意に感じることもあるんです。
10代までは言葉を使うコミュニケーションに苦手意識があり、周囲からも「話が長い」と言われたり、自分自身も「何を話していいかわからない」と感じていました。

それでも就活や就職を機に、5W1Hを簡潔に伝えるスキルを学んだり、得意な人をマネすることで、徐々に苦手意識は薄れていったように思います(われながら、マネするのは得意なんです(笑))。

とくに場を盛り上げようとしている自分は、がんばってやっているなと感じることがあるんですよ。だから今となっては、「努力しなくてもできることを伸ばしていこう」と考えるようになりました。
だから、強みである「アイディア・企画力」、「自己確信」、「アレンジ」をうまく活かしていきたいと考えています。

自分はアイディアマンとして、仲間に実行力をサポートしてもらえば、一人でもチームでもうまくいくだろうなとイメージができました。もしくは、だれかをプロデュースする役割が向いてるのかもしれません。

強みを活かしていこうという気持ち、苦手意識を克服に向けた努力も惜しまないすーさんの前向きな姿勢にはメンバーも多くの刺激を受けていると思います。

今後はその強みを活かして、どんなふうに人生を豊かに楽しんでいきたいですか?

無人島でフェスとかやってみたいです。今年に初めて無人島企画をやって、とにかく楽しかったんですよ。
みんなで音楽を楽しんだり、キャンプや焚き火をしたり、自由な時間を楽しめたらいいなと思っています。

無人島という場所は、無限の可能性を持っているんですよ。その島には自分たちしかいないから、なんでもできちゃうのが最大の魅力だなと思います。焚き火を囲みながら一晩中語り明かしたり、カフェができるメンバーを呼んでコーヒーを挽いてもらったり…最高ですね。

音楽は好きだし、いろいろやりたいことでアイディアが溢れているので、実行力のあるメンバーとタッグを組んで、実現させていきたいです。 

第2タームでは、仲間との「豊かな旅づくり」という課題がありますよね。
今のすーさんにとって、「豊かな旅」とはなんですか?
また、それを叶えるとしたら、どんなところで、どんな旅をしてみたいですか?

短期滞在ではわからない、地元の良さを知る旅がすーさんの人生を豊かにしてくれる

自分にとって豊かな旅は、「長く滞在しながら旅先を知る旅」ですね。

日本の各地にLAC(Living Anywhere Commons) という多拠点生活をする人たちが集まるワーケーション施設があるんですが、そこを利用していろいろなところに行きました。その時に感じたことは、訪れた土地を知るために1〜2ヶ月程度の長期滞在が必要だということです。

そう思った理由は、四国に2週間ほど滞在していたのですが、ローカルのことはほぼ何もわからないと感じたからです。せっかく訪れても、短期間では行きたいところを回りきれないのも悩みですよね。
一方では長期間滞在することで、いろいろな体験をすることもできました。たとえば地元の人と一緒に沖縄で畑作業をしたり、伊豆ではお祭り準備のお手伝いをしたり。そんなふうに住民の方と一緒に何かをするという体験が、すごく心に残っているんです。

また、長く滞在することで地元の人からの認識が変わることもメリットですね。単なる旅行者ではなく、そこで暮らしている人として生まれる関係もあると思います。
だからこそ、「長く滞在しながら旅先を知る旅」というのはとても豊かだなと感じます。

POOLOへの参加を検討中、もしくは悩んでいる未来の仲間に向けて、一言お願いします!
(ぶっちゃけ、参加費15万円って高くないですか…?)

参加してみた個人的な感想としては、15万円は安い!と思っています。その理由は、出会った仲間との化学反応だったり、自分を見つめ直す機会、これまで知らなかった自分を知れることなどがどれもすごく貴重な機会だからです。
旅好きな仲間と出会うだけなら高いと感じるかもしれないですが、メンバーそれぞれが「自分の何かを変えたい!」という熱量と想いを持っています。なので、そこから得るものはものすごく大きいです。
自分や人生を本気で変えたい、一人じゃ踏み出せないから一緒に進む仲間と出会いたい、そんな方にはぜひおすすめしたいコミュニティだなと思います。

POOLOも3ヶ月が終了して折り返しに向かっています。
これからはどんなことに力を入れていきたいですか?

POOLO6期の部活動「旅する夜歩きラジオ」

メンバーと立ち上げたチャンネル活動のラジオ配信を、もっと盛り上げていきたいですね。今は、各メンバーを掘り下げるという対談スタイルで収録と配信をしています。1on1では見えてこなかった個性や、今だから聞き出せる想いなんかもあってすごくおもしろいんです。コミュニティ内でも好評なので、もっといろいろなメンバーの話を聞いてみたいです。

あとは旅づくりの実現ですね。POOLOでは大きく4つに分かれているタームの、今が第2ターム。チームメンバーにとっての豊かさを旅にするというグループワークを進めています。ただの観光じゃ物足りない!っていうメンバーと旅を共創する活動は難しさもありますが、それも含めてとても楽しいです。実際にオフラインで実現していきたいなと思いますね。

すーさんのSNS
インスタ:https://www.instagram.com/suz2yut12/
X:https://twitter.com/smadoctor0212
note:https://note.com/susan022568

今回はPOOLO6期生のすーさんにインタビューさせてもらいました。
学生時代や会社員時代にはコミュニケーションに苦手意識が強かったとお話がありましたが、今では想像ができないほど毎日ワクワクした表情でPOOLO活動に参加している姿が印象的です。お話の中でもあったように、コミュニティで気の合う仲間と出会えることで、その人の中に眠っている真の強み、本質的な個性が輝き出すんだなと感じました。

この記事をきっかけに、POOLOというコミュニティに一人でも多くの方が興味を持ってくれたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。