バス停の椅子で待つおばあちゃんは、ガシャポンを何とか開けようとしている。

僕は座らず、空いていた席におばちゃんが断りながら座る。

おばあちゃんとおばちゃんの順番が入れ替わる。

バスが来ると、おばちゃんはさも当たり前のように、おばあちゃんより前を歩いた。