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KCカップ2021 Sep.インフェルニティで挑戦した結果

2021年9月開催のKCカップにインフェルニティで挑戦したのでレポートを書きます。

デッキレシピ

2ndステージで使用したデッキはこちら...

スライド2

エクシーズ・インフェルニティです。
※デュエルリンクスのデッキコピー用URL
https://t.co/6y81qiBxdc?amp=1

スライド4

エクシーズ・インフェルニティとは、
インフェルニティ・デーモン2体でランク4エクシーズを連続召喚してワンターンキルを狙うデッキです。
チューナーは一切使用しません。

一般的にインフェルニティと言えばシンクロのイメージが強いですが、
今回わたしはこのエクシーズ型のインフェルニティを使用しました。

エクシーズ型の強み
エクシーズ型の強みは、妨害貫通力です。

スライド5

例として、相手の場にフォトン・ストリーク・バウンサーがいるケースで説明します。
まずは、インフェルニティガンの効果でインフェルニティ・デーモン2体を同時に特殊召喚します。
この時に2体のデーモンの効果を同時に発動します。
すると、相手側としてはフォトン・ストリーク・バウンサーで効果を無効にしたいところなのですがチェーン2で発動したインフェルニティ・デーモンの効果しか無効にできないので、チェーン1で発動したインフェルニティ・デーモンのサーチ効果は無効化されずに通ります。
その後、インフェルニティ・デーモンの効果でサーチしたインフェルニティガンを発動すればまた同じように展開可能です。
といった具合にエクシーズ・インフェルニティは妨害モンスターを貫通しながら展開することが可能です。

また、罠による妨害は恐牙狼 ダイヤウルフで踏むことができます。
エクシーズ召喚前のインフェルニティ・デーモンが狡猾な落とし穴で破壊されたとしても事前にサーチした蘇生カードで2体とも復活させられるので痛くも痒くもありません。
狡猾な落とし穴がまったく効かない点もエクシーズ・インフェルニティの大きな強みです。

構築

構築の中でこだわったポイントについて書きます。

インフェルニティ・デーモン

スライド6

インフェルニティ・デーモンは3枚投入しました。
スキルでデッキから墓地へ送れるので1枚・2枚でも十分という意見もありますが、3枚フル投入以外ありえません。

その理由は、インフェルニティ・デーモンは素引きしたいカードだからです。スキルでデッキからインフェルニティ・デーモン2体を墓地へ送ろうとすると手札コストが2枚必要です。手札コストで2枚消費しながら相手の妨害を超えてワンキルするのは困難です。一方、インフェルニティ・デーモンを素引きしている場合はスキルの手札コストを1枚消費に抑えることができます。スキルのコストにインフェルニティ・デーモンを使用することで手札・デッキから1枚ずつ合計2枚のインフェルニティ・デーモンを墓地へ送ることができるからです。

可能ならばインフェルニティ・デーモンは5枚入れたいと思うほど、インフェルニティ・デーモンの複数投入は重要です。

サイクロン

スライド7

禁止となった局所的ハリケーンの代わりにサイクロンを3枚投入しました。
他のテーマではサイクロンと禁じられた聖槍を散らすこともありますが、インフェルニティは手札0枚の状態にしてから行動する必要があり手札から禁じられた聖槍を発動することができないので禁じられた聖槍は不採用にしました。

モンスターゲート

スライド8

月の書対策カード。
エクシーズモンスターが素材を抱えたまま月の書で裏側にされると展開が止まってしまうのですが、モンスターゲートのコストでリリースして素材ごと墓地に送ることで展開を続行させることができます。
さらに、モンスターゲートで出したインフェルニティ・ミラージュかインフェルニティ・デーモンが次の展開につながるので、最終盤面の強化にもなります。
インフェルニティガンがめくれてしまうリスクがありますが、1枚失うだけなら許容範囲なので問題なしと判断しました。
インフェルニティ・ビショップが出てくると困るので、モンスターゲートを引いてる時は事前にスキルでインフェルニティ・ビショップを墓地に送っておきます。
妨害対策になり準初動にもなる点を高く評価し優先的に採用しました。
モンスターゲートを採用する関係上、インフェルニティ以外のモンスターは採用できなかったのでBK ベイルやカイトロイドなどの手札誘発は不採用にしました。


狡猾な落とし穴

スライド9

妨害カード + 月の書対策カード。
エクシーズモンスターが素材を抱えたまま裏側にされた時に、狡猾な落とし穴で自分のエクシーズモンスターを破壊して貫通します。
ワンキルされない時は妨害としては使わずに温存して、次の自分のターンの攻めに使います。
妨害にも攻めに使える貴重なカードなので優先的に採用することにしました。
狡猾な落とし穴を採用する関係上、他の罠カードは採用できなかったので罠カードは狡猾な落とし穴だけにしました。

墓地にいかないという理由で永続罠の心鎮壷の採用も検討しました。
しかし、罠を3枚採用してしまうと狡猾な落とし穴を引いた時の残りの手札に罠がある確率が43%にまで上がってしまいます。
せっかく狡猾な落とし穴を引いているのにそれが無駄になることが43%もあるのは看過できなかったので不採用にしました。


No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング

スライド10

メインアタッカー。
3000打点を評価して採用しました。
いつでもエクシーズ素材を外せるモンスターが1体は必要で、ガガガザムライとの選択枠です。
No.52 ダイヤモンド・クラブ・キングだと月の書で裏にされたとしても守備3000あるため、返しの相手への要求値が上がります。
特にサイバー・ドラゴンは守備3000を超える手段が限られているので、苦手なサイバー・ドラゴンへの勝率上昇を期待して採用しました。

ガガガザムライのメリットとしては、BK ベイル・ダメージ・ダイエットを無視してワンキルできる点があります。
しかし、現環境ではBK ベイルもダメージ・ダイエットも採用率が低いので、ガガガザムライを採用するメリットが薄かったです。

戦績データ

そんなエクシーズ・インフェルニティを使用して参戦したKCカップの結果がこちら...

スライド3

・最終順位:192位
・最終DP:50,029
・最高DP:54,556
・勝率:61%
・デュエル数:215

最終順位:192位
銀アイコン(TOP100)までは届きませんでしたが、思っていたより高い順位で終わりました。

トータル勝率が61%とかなり高く見えますが、これは低DP帯で爆盛りしたからです。
DP40,000超えてからの勝率は56%でした。

DPと勝率の推移
デュエル数ごとのDPと勝率の推移を確認してみます...

スライド11

序盤はかなり好調でした。
100戦以下でDPを40,000まで上げました。
40,000を超えてから40,000 ~ 50,000前半の間で100戦ほど戦って終了しました。
後述しますが、50,000帯に入ってからのオノマトがマジで強すぎて、勝ち切れる気配がまったくありませんでした。


次の表はDPごとの勝率を比較したものです...

スライド12

0~29,999の間は勝率が75%とめちゃくちゃ高いです。
勝ちまくりでニコニコしながら対戦してました。
40,000超えてからはなかなか勝ちきれませんでした。
序盤で蓄えた高い勝率がどんどん崩れていくのが精神的に辛かったです。

次の円グラフは対戦相手のデッキ分布です。

スライド13


・1位:オノマト 14.29%
・2位:サンダー・ドラゴン 13.55%
・3位:サイバー・ドラゴン 12.62%
・4位:ハーピィ 11.68%

オノマトが圧倒的に多かったです。
オノマトとひとまとめにしていますが、この中には罠型・アグロ型の2種類がいました。

対戦相手デッキごとの戦績

続いて、対戦相手のデッキごとの勝率を確認してみます...

スライド14

情けないことに、分布上位のオノマトとサイバー・ドラゴンに大きく負け越してしまいました。
この原因は今回使用したデッキの妨害手段が魔法罠しかなかったことにあります。
魔法罠による妨害が効きにくいデッキとは相性が悪かったです。
サイバー・ドラゴンに対して負け越すことは覚悟していましたが、オノマトにもここまで負け越してしまうのは予想外でした。

オノマト

スライド15

分布1位だったオノマトに対して勝率43.24%と大きく負け越してしまいました。
KC開始前はオノマトにここまで負け越すとは思っていなかったので、かなり動揺しました。
KCの途中で構築をオノマトに寄せて対策しようとも考えました。
しかし、上位帯のオノマト達は型がバラバラだったため、寄せることができませんでした。
・底なし落とし穴入りの罠型
・ドドドドロー3枚入りのアグロ型
とまったく違ったタイプのデッキが居ました。(私は当たりませんでしたが、他にも型違いが存在したようです)
構築面もプレイ面も対策することができず、あわあわしている間に負けまくりました。

適当にミラージュセットエンドすると迅雷の騎士ガイアドラグーンが出てきてワンキルされることだけは途中で学習したので、なるべくデーモンをセットするようにだけはしました。
洗練されたオノマトデッキに感服いたしました。

サンダー・ドラゴン

スライド16

サンダー・ドラゴンは罠による妨害がなく、相手ターンの妨害手段がフォトン・ストリーク・バウンサーと手札誘発しかありません。
エクシーズ・インフェルニティはフォトン・ストリーク・バウンサーの貫通は余裕ですし、手札誘発も1枚までなら余裕で貫通できます。
雷獣龍-サンダー・ドラゴンによる肉壁も電子光虫-コアベージで簡単に処理できると、苦手要素は少ないです。

機動要犀 トリケライナー握られていると負けるのでそこだけお祈りしていました。
百雷のサンダー・ドラゴンで雷獣龍-サンダー・ドラゴンを攻撃表示で出されるとやっかいなので、サイクロンはスキルコストに回さずセットしてターンを返すようにしました。


ハーピィ

スライド17

勝率72.00%とハーピィに対して大勝できました。
ハーピィで採用率が高い狡猾な落とし穴がエクシーズ・インフェルニティにはまったく効かないのが大きかったです。
スワローズ・ネスト&ハーピィの狩場でインフェルニティガンを狙われると困るのですが、一度もされませんでした。
環境外デッキによる初見殺しの恩恵を感じました。


トラミッド

スライド18

勝率85.71%とトラミッドに対して勝ちまくりました。
局所的ハリケーンを採用していた頃はトラミッドが苦手でしたが、サイクロンに入れ替えたことで勝率が急上昇しました。
トラミッドの妨害は狡猾な落とし穴と古代遺跡の目覚めトラミッド・パルスしかないので、古代遺跡の目覚めトラミッド・パルスのインフェルニティガンへの直撃だけ気をつければ勝てます。
モンスターを処理する時はNo.70 デッドリー・シンと電子光虫-コアベージを使って、トラミッド・スフィンクスの投下をケアします。
サイクロンで古代遺跡の目覚めトラミッド・パルスを破壊した時にトラミッド・スフィンクスを攻撃表示で出されるとちょっとやっかいなのですが、みんな素直に守備で出してきてくれたので電子光虫-コアベージで吹き飛ばしまくりました。

ハーピィとトラミッドに対して有利だったので、舞とマッチングするたびにニコニコしていました。

対戦の様子

KCカップ中の対戦はYoutubeチャンネルで配信していました。
すべてアーカイブ残っています。
とても楽しそうに対戦しています。


以上です。

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