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バラエティーのADというちょっと面白い仕事かなりしんどい


バラエティーのADになるために去年の5月に上京してきました。

知ってたけどADの仕事はきちーです

朝時間がなくてとっさにビューラーをつかんで会社に向かった写真を友達に送った。(好きなディレクターがいて意外にちゃんと身なりを整えていた)

そもそもなんでバラエティーのADやってるのかっていうと、

上京したかったから。(東京にとてつもない憧れ)(王様のブランチで紹介されているところ行きたい)


私は映像系の専門学校にいて、卒業後、同期はみんな東京に羽ばたいて行きました。私も東京に行きたかったけど、当時の彼氏が東京には行きたがらなかったことと、貯金が1円もなかったから行けませんでした。(本当にバイトでさえしたくない人間爆誕していた)

ADやる子もいればカメアシになる子もいて、みんな有名な番組についたと聞いていました。

1年後、みんな帰ってきました。

しんどいから。東京人多いから。とかで

私はみんなが東京にいるときにはニートだったりまあぼちぼち働くかーと思ってCM制作の会社で勤めてたりして、帰ってきた同期を負け組だと思ってました。(思ってた。今は全く思ってない!!!)

実は最近のADは勤怠が管理されていて、働きすぎないようにしてくれます。(会社とか番組によると思うけど)

私はだいぶ守られてぬくぬくと働いていたのだと思います。

それでもロケ前とかは辛くて、ロケ中なんかもやっぱり辛くて24時間ご飯なし休憩なしで働き続けたりもします。(みんなそれでぶっ倒れないのがすごい。)

だから今ディレクターになっている私より上の世代の人たちはバケモノ並みの精神力です。もう体力とかじゃない。精神力。(うん。)

それでバラエティーはまだ楽だって言うもんだから映画とかドラマなんてもっっっっっっっっっっっっっっっっっっとやばい。らしい。

そんなんみんなやってたんだって身を持って体験したときに、地元に帰るという選択肢は全く正常な判断で、逆に自分の気持ちを間違えてなくてえらいと思う。

私は箱入り娘で、

・椅子を並べて寝る。

・お風呂入れない。

・ありえないくらい重いもの一人で運ぶ。

・3日帰れない。

・理不尽な先輩AD。

とかそんなことは自分には関係ないと思っていたけど、全部やる。というか

・椅子を並べて寝る。→え?寝れるの?わーい!

・お風呂入れない。→ふーまだ夏じゃなくてセーフ。(夏はまじでやばい)

・ありえないくらい重いもの一人で運ぶ。→いや、買い出しはまだ楽。

・3日帰れない。→逆に1日帰れるんだ!わーい!

・理不尽な先輩AD。→ただただうざいけどもっとうざいディレクターにいじめられてかわいそう

になる(ドヒャー!)

でも芸能界って楽しいからみんな頑張る。

テレビ局のエレベーターで女優と一緒に乗る。スポーツ選手とお話しする。昔から憧れてた人に会える。歌手の生歌が聴ける。

これは本当に私が体験したことで、テレビっていう画面の裏側はリアルで、何にも代えがたい喜びがあるのも事実です。

なんかフォロー下手



誰かが言ってた。

テレビは作るもんじゃない。みるもの。










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