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まずは一歩目

冒頭


どうも。
1月の怒涛の忙しさにやっと慣れてきたものです。
何事も最初の一歩って大変だなと思います。

さて、今日は一歩目を苦しんでいる人向けに自分の心構えを書こうと思います。





問い


”自分の人生が一冊の本になった時、それは読む価値のあるものだろうか”

これは自分が社会人になってから言語化された、人生最大の問いである。
よく考えてみると、この問いは幼少期から無意識下で繰り返されていた。


今でも強く覚えているのは、
小学3年生の時と小学6年生の時の決断の違いだ。

決断①


3歳の頃、日韓W杯予選の試合での中澤選手のゴールを見て、ボールを蹴り始め、その後、友達に誘われたサッカーチームで本格的にサッカーを始める。

幼少期から比較的体が大きく、身体能力も高い方であった自分は、周りに比べて運動能力の習得も早く、いつしか将来の夢はサッカー選手と周りに口にするようになっていた。
そんな自分に運よく地元のプロチームの下部組織から誘いがあったのがこの頃。
冷静に考えると、本当にサッカー選手になりたいのであれば、上手い選手、優秀なコーチのもとに行く方が王道なのだが、
この時、プロチームのサッカーには決まり事が多いイメージがあるから嫌だと誘いを断ったのだ。

この時の心情をさらに深掘っていく。
実はこの頃通っていたサッカーチームは県内でもかなり弱い方で、サッカーチームというよりは、もはやサッカー教室に近かった。

そんな環境だったので、各地のサッカー教室メンバーを集めた月1の大会では当たり前のように優秀選手に選ばれ、3年生の自分が6年生の試合で出ることも多かった。
サッカーに憧れて入ったチームだったが、この頃には自分の居場所のような感覚になっており、その居場所を離れるのが嫌でオファーを断った部分もある。

このように、
誰しも自分と近いものに関しては、自分のもの、自分の居場所という所有感や帰属感を感じるのが世の常である。
自分の感情に対して、それっぽい理由を引っ張ってくることで、理論武装をしていく。

決断②


しかし、その後、小学6年生になった時、
県代表の選考会に参加し、圧倒的な技術を持ち、サッカー選手に近い選手たちを目の当たりにした。
自分の未熟さを知り、萎縮してサッカーをするという感覚を初めて味わった。
その経験もあり、中学では地元でもレベルの高いチームへと進み、これまでの居場所を離れる決断をした。

まとめ


まとめると、
誰しも自分の居場所を離れたくないのは当然のことだし、
恒常性を持つ人間であれば、変化を恐れるものだ。

しかし、
自分の居場所を少し離れ、周りを見渡すと、
そこにいる自分はあまりにも平凡で、組織の歯車の一つでしかないと感じる。
今まで変化に恐れを感じていたものが、変化しないことへの恐れへと変わる。


自分が心の底から望んでいるものに対して、
今行動できてないと思うなら、まず自分以外の居場所を見てみるといい。

そうすることで、今までの自分に恐れが出るかもしれない。
そこからは成功者のマネをするだけだ。

まずは、一歩目。
その一歩目を踏み出せるかどうかが一番重要だと思うし、
いつまでもその一歩目を覚えておいてほしい。

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