見出し画像

「日本語うまいですね」と台湾人に間違えられた私の留学中の最強マインド

大学時代、中国語を専攻していた私は大学3年の1年間、台湾・高雄に交換留学しました。台湾には旅行で数回行ったことはあったけど、留学は初めて。

中国語の会話もままならなかった私が、どうやって「日本語うまいですね」と台湾人に間違えられたり、空港で海外旅行者レーンに並んでいると「ここじゃないよ」と指摘されたりするまでになったのか?実際に留学中どういうマインドだったのか、書いていきたいと思います。

自転車窃盗事件

留学当初、学校の寮に入ることを断固拒否した私は、大学から自転車で15分程度のところに1人暮らしをすることにしました。学校に通うため、留学初日に可愛いミニベロを購入してウキウキな私。(写真も撮ったなぁ。笑)

留学2日目、大学で留学者向け説明会があるので自転車で登校。学校の正門前の自転車置き場にチェーンをして自転車を停めておくことに。2時間後、説明会も終わり自転車に乗って家に帰ろうとしたところ、

「あれ、、、?私の自転車、、、こ こ に 停 め た よ ね 、、、?」

若干思考停止する私。
留学2日目で自転車を盗まれました。笑

ここは台湾だった!!

このとき強く実感したことは、台湾と日本はおなじじゃない、ということ。もちろん盗まれてすぐは、
「普通、学校の前でチェーンしてる自転車盗まなくない?」
「買ったばかりだってわかるんだからもうちょっと古そうなの盗まない?」「日本ではこんな短時間で盗まれないと思うんだけど・・・」
とぶつぶつ不満を言っていた私ですが、ちょっと落ち着いたら自分が悪かったな、と思いました。『だって、ここは台湾。日本じゃないし。』って。

『おなじじゃない』と、気づくか気づかないか

当たり前かもしれませんが、おなじじゃないって理解すること、留学中は特に重要なことだと思います。
留学するって良くも悪くもお互いの文化を理解することが大事。なのに留学中、「普通は〇〇だよね?」「日本だったら✗✗だよ」って言ってしまう人もいると思います。私もそうでした。でもそれにずーっと縛られていたら、せっかくの留学生活がもったいない!
私は、この経験をしたことで留学序盤から「こういうもんか」とすんなり文化や言語の違いを受け入れられたのでよかったと思っています。

違いを認める、というかまずは比べないこと

日本だったらこう、とか普通はこう、って何か基準を持つことも必要なときもきっとあると思います。ただ、基準を持つとすごく大きな違いがあったときに思考がついていかないんじゃないかな?

まずは、比べない。一旦なにも考えず受け入れること。
食べ物も人も文化も、まず最初に判断しないで受け入れること。

これができたことで、私は台湾の文化も言語もたくさんのことが吸収できたのだと思っています。それが結果的に台湾人に間違えられる私を作ってくれたんです。留学序盤のこの体験、当時はだいぶうろたえましたが(苦笑)、今では高い授業料払って経験させてもらったと思ってプラスに考えています。

まとめ

【現地の人と間違えられるようになるまでの留学基本マインド】いかがでしたでしょうか?記事を書きながら、これってどんなコミュニケーションでも一番大事なことだな、と思いました。これから留学する人に少しでも参考になったら嬉しいです。

余談
その後、近くの飲食店のおばちゃんが私のミニベロを改造してカゴつけて乗っていたのを発見したときは友達と大爆笑しました。そういうところも含めて台湾が大好きです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?