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【仕事服の選び方】もう迷わない!ビジネスウェアガイドマップ
仕事服の疑問で多く寄せられるのが、「何を着れば良いのか?」というお悩みです。
クールビズやテレワーク(在宅勤務)などの影響を受け、仕事服の考え方も大きく変化しています。
スーツからカジュアルアイテムまで選択肢は広がり、着こなし方も楽しみ方も豊富になりました。
![コーディネート例](https://assets.st-note.com/img/1678840147732-Vck6InPYnZ.jpg?width=1200)
同時に、その選択に迷うビジネスパーソンも増えています。
「もっとカジュアルでいいよと、言われたが私服ではカジュアルすぎる」
「何を基準に仕事服を選んだらいいのかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方に、弊社のビジネスウェアガイドマップを参考にコーディネートのご案内いたします。
フォーマル度の解説
ここでのフォーマル度とは、日本のビジネスウェア慣習における「かたい⇔やわらかい」を表しています。
フォーマル度は、「アイテム」「色柄」「デザイン」「素材」「着こなし」など様々な要素で変化します。
フォーマル度を変える3つのポイント
①カラー
![カラー](https://assets.st-note.com/img/1678839933828-5KPb0Cr7tJ.jpg?width=1200)
スーツに多い、ブラック・グレー・ネイビーは明度・彩度ともに低いカラーになります。
これらのカラーは落ち着きや、厳かな雰囲気を与えることからビジネスを含めたフォーマルなシーンで活躍するカラーです。
それに比べ、彩度・明度が高いカラーは華やかさがあり、色味の特徴が顕著に出ることから目立ちやすく、ビジネスシーンでは馴染みにくいことが多いでしょう。
これらのことからブラック・グレー・ネイビーのようなカラーをコーディネートのメインカラーとすることでフォーマル度が上がり、明度・彩度が高いカラーを多く取り入れることでフォーマル度が下がる傾向にあります。
②素材
![素材](https://assets.st-note.com/img/1678839953246-ZoZZtH4nQC.jpg?width=1200)
ウールやシルクを用いた服はフォーマル度が高い傾向にあります。
ウールは独特のハリやしなやかさ、シルクは上品な光沢がフォーマル度を高める要素となります。
スポーツウェアなどにも使用されるナイロン素材などの独特のツヤやしわはカジュアル感を与えることが多く、フォーマル度を下げる可能性があります。
また、綿や麻はしわが入りやすく、しわ感の強いものはフォーマル度は下がる傾向にあります。
③露出度合い
![露出度合い](https://assets.st-note.com/img/1678780324304-U4AbRcn9SR.jpg?width=1200)
ハーフパンツのように、肌の露出が高ければフォーマル度は下がりやすくなります。
トップスにおいても、えり元が広く開いたデザインや、ノースリーブやタンクトップは露出度が高く、フォーマル度を上げにくいアイテムです。
またパンツスタイルの場合、裾の長さもフォーマル度を変える重要なポイントなので、着用シーンに合わせた長さ調整をしましょう。
アイテムによるフォーマル度の変化
①スーツ
![スーツ](https://assets.st-note.com/img/1678839040155-mfCPKf3w7P.jpg?width=1200)
ウール素材のテーラードスーツか、ポリエステルやコットン素材のカジュアルスーツかで見た目の印象は変わります。
テーラードスーツとは、肩パッドや芯地をしっかりと入れたカチッとしたスーツで、メンズは主にシャツやネクタイでコーディネートします。
また、色についても、基本的には、ブラックやネイビーのダーク色から明るくなるにつれてカジュアル度は増していきます。
②トップス
![インナー](https://assets.st-note.com/img/1678780360951-LyJnq2LhSt.jpg?width=1200)
えり付きのシャツは、最もフォーマル度が高く、ニットやカットソーはカジュアルな印象になります。
彩度の高いトップスはカジュアルに見えやすいアイテムです。
③シューズ
![シューズ](https://assets.st-note.com/img/1678780373725-ncAJy7JTmg.jpg?width=1200)
ブラックのシューズはフォーマル度を上げやすいアイテムです。
反対にローファーやスニーカーなどを合わせると、適度にカジュアルダウンしてくれます。
ビジネスウェアガイドマップ
ここからはフォーマル度に沿って、メンズとレディースのコーディネートを紹介します。
フォーマル度【★5】
![メンズ★5](https://assets.st-note.com/img/1678773757933-AkVGhkpiUo.jpg?width=1200)
ウールを使用し肩パッドや芯地を使用したフォーマル度の高いスーツに、シャツ、ネクタイ、レザーシューズの着こなしが基本です。
ビジネスシーンのあらゆるシーンで活躍してくれるでしょう。
スーツの色柄によりフォーマル度のアップダウンがあります。
![レディース★5](https://assets.st-note.com/img/1678773779691-R4OGAylpO3.jpg?width=1200)
上下共生地の無地系テーラードスーツが基本です。
ボトムスはシンプルなデザインをセレクト。
トップスは襟付きシャツでカッチリとまとめ、パンプスや小物はダークカラーが望ましいでしょう。
フォーマル度【★4】
![メンズ★4](https://assets.st-note.com/img/1678773822376-9z00Zxv049.jpg?width=1200)
ポリエステルやコットン素材を使用したセットアップスーツ、カジュアルシャツ、ニットタイなどカジュアルテイストなアイテムを使用したスーツコーディネートになります。
テーラードジャケット&スラックス、シャツ&ネクタイにレザーシューズを合わせましょう。
![レディース★4](https://assets.st-note.com/img/1678773838944-CgzSZRgAwq.jpg?width=1200)
ダーク系で無地のノーカラージャケットや、紺のブレザーが基本です。
テーパードパンツや、シンプルなシフォン素材ブラウス、カットソーも着用いただけます。
パンプスなど小物はベーシックカラーで揃えましょう。
フォーマル度【★3】
![メンズ★3](https://assets.st-note.com/img/1678774260269-VKp3MHUs0j.jpg?width=1200)
ノータイのスーツスタイルが登場します。
カジュアルジャケット、コットンパンツなどカジュアルテイストなアイテムを使用したコーディネートです。
インナーはキレイめなTシャツやポロシャツを合わせると、カッチリとした印象になります。
パンツはセンタークリース(パンツ前面中央にある折り目)があるものを着用しましょう。
![レディース★3](https://assets.st-note.com/img/1678774278870-drWDc3KpWI.jpg?width=1200)
ダーク系やベージュ、ホワイトなどベーシックカラーでコーディネートをしましょう。
ボトムスはジャケットに合うベーシックカラーでフォーマル度のバランスをとりましょう。
トップスは明度の高いカラー含めたブラウスや、ベーシックカラーのニットトップスも着用いただけます。
フォーマル度【★2】
![メンズ★2](https://assets.st-note.com/img/1678774300040-L4SFq8qKY9.jpg?width=1200)
ノータイのジャケパンスタイルです。
インナーはTシャツやポロシャツ。
シューズはスニーカーも着用いただけます。
ノンジャケットスタイルの場合、カジュアルになりすぎてしまうため、レザーシューズを合わせてバランスをとりましょう。
ジャケットやカーディガンがあるとよいでしょう。
![レディース★2](https://assets.st-note.com/img/1678774319216-ITAB6gC3cE.jpg?width=1200)
スーツはライトカラーや柄が目立つものも選ぶことが可能になります。
トップスやボトムスも幅広いデザインを選べますが、彩度の高いカラーのトップスを選ぶ場合はコーディネートのワンポイントとして取り入れましょう。
ニットトップスやローファーなど幅広い小物を取り入れたコーディネートになります。
短パンやマキシ丈スカートのようなカジュアルデザインは避けましょう。
フォーマル度【★1】
![メンズ★1](https://assets.st-note.com/img/1678774379731-cUxW7uo2Qx.jpg?width=1200)
フォーマル度を上げるポイントをコーディネートに取り入れましょう。
カットソーではなくシャツにする、センタークリース付きのパンツを着用する、レザースニーカーを合わせる、などフォーマル度を上げるアイテムを取り入れましょう。
![レディース★1](https://assets.st-note.com/img/1678774366963-lcIGeHJ6xq.jpg?width=1200)
ノンジャケットスタイルになるため、カジュアルになりすぎないよう気を配りましょう。
ベージュ・ホワイト含むベーシックカラーのボトムスや、色味が強すぎないペールトーンのカラートップスが好ましいです。
ベーシックカラーのパンプスや小物を合わせましょう。
*
今回はビジネスウェアガイドマップに沿って、コーディネートをご紹介しました。
実際のビジネスウェアガイドマップでは、アイテムの詳細(素材・色柄)や、ポイントを解説しています。
詳しく知りたい方は下記リンクからご確認ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1678844845870-LxyBADtziJ.jpg?width=1200)
▶【メンズ】ビジネスウェアガイドマップ
▶【レディース】ビジネスウェアガイドマップ
ビジネスシーンに適したビジネスウェアを選択して、周囲に良い印象を与え、良い仕事に結びつけていくことが最も大切なことです。
今回のビジネスウェアガイドマップがそのお役に立てれば幸いです。