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【革靴】レザーシューズの基本知識

レザーシューズ(革靴)は装いを完成させる上で欠かせないもの。
ビジネスや冠婚葬祭ではルールが定められており、トゥ(つま先)の形やアッパーのデザインで表情が変わります。

今回はレザーシューズの基本を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

レザーシューズ

1.こんなにあるの!?つま先の形と種類

ビジネスで使える代表的な種類はストレートチップ、プレーントゥをはじめとしたクラシカルなデザインが主流。
トゥの形も先端がとがったスクエアトゥよりも、ナチュラルな形がより馴染みます。

今回は冠婚葬祭やビジネスで定番のデザインをご紹介します。

ストレートチップ

ストレートチップ

トゥに走る一本のラインが特徴。あらゆるシーンに対応する万能型です。
ストレートチップは格式が高く、ビジネスはもちろん、冠婚葬祭などのフォーマルシーンでも着用可能です。

プレーントゥ

プレーントゥ

一枚の革で作られた飾りのないベーシックなデザインです。
ストレートチップ同様格式が高く、幅広く着用いただけます。
就職活動にもおすすめです!

ウィングチップ

ウィングチップ

トゥにW型の飾りをあしらったもの。カジュアル向きのデザインです。
つま先に「メダリオン」と呼ばれる穴装飾があるのも特徴のひとつ。

モンクストラップ

モンクストラップ

ベルトとバックルで固定するタイプ。キリスト教の修道士の靴が起源になります。
ビジネスカジュアルにおすすめの一足です。

Uチップ

Uチップ

甲周りがU字の蓋上に縫い付けられているもの。外羽式が原則。
シンプルなコーディネートにも合わせやすいです。

ローファー

ローファー
(左)ビットローファー(中)キルトタッセルローファー(右)コインローファー

紐やストラップで締め付ける必要がなくラフに履けるため、カジュアルな装いに合わせます。

ビットローファーや、タッセルローファー、コインローファーなど様々なデザインがあります。
主に、コーディネートに抜け感を演出するアイテムとして使われることも多いです。

2.スーツスタイルに合わせる基本のマナー

スーツスタイル

スーツと革靴の濃淡を合わせることでコーディネートが統一され、よりおしゃれに見えます。
基本のブラックと、遊び心のあるブラウンを揃えておくとコーディネートの幅が広がりますよ。

また、シューズの色とベルトの色を合わせることがマナー。こちらも忘れないようにしましょう。

シューズの色とベルトの色を合わせる

3.冠婚葬祭の場合は?

ブラウンのような明るい色はカジュアルな印象が強くなります。
冠婚葬祭では、ブラックのストレートチップか、プレーントゥがおすすめです。

革靴のフォーマル度

その中でも、ストレートチップの「内羽根式」を準備しておくと安心です。

ストレートチップには「内羽根式」「外羽根式」があります。
※靴紐を通す穴が付いている革の部分を「羽根」と呼びます。

内羽根式と外羽根式の違い

この羽根の部分がアッパー(甲革)部分に入り込んでいるものが「内羽根式」。
アッパーの上に乗っているものが「外羽根式」です。

動きやすい外羽根式は、外を歩き回るビジネスシーンに最適です。
冠婚葬祭で着用できないわけではありませんが、主賓や新郎新婦の親戚などとして参列するのであれば、品格が出る内羽根式がおすすめです。

今回は、基本のレザーシューズについてご紹介しました。
足元は人の目が留まりやすい部分です。素敵な一足に出会えますように。

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