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Jujuの大冒険〜まさかの鎖国 日本で走る!

Juju 野田樹潤選手(17歳、高校生 3年生)は、2023年シーズン
「ZINOX F2000 Formula Trophy」の初タイトルを取りました。

おめでとうございます。
この件で 日本のレース関係者から色々文句が、出ましてね。
主に報道なんですが、一部の報道機関から 
「国際F3規格で 初の女性ドライバー優勝」
これが、日本レース関係者から 反感を買う事に。
詳細は、

後半では、米家峰起氏、TARO氏 共々厳しいご意見が。
フジテレビ NEXT F1解説者の 米家氏からすると 
「国際F3規格」とは、FIA-F3というもので。問題視してるのは、
F1に繋がる「スーパーライセンスポイント」対象レースじゃないと
「国際」は、使えないという意見なんですよ。
これが、野田レーシングからの宣伝なのか?知識の無い一般報道側の
話だったのか? 色々 う〜んとなり 

https://youtu.be/m8UeENj_Uvs?si=gFHj_hFjmtY3tqaX

と 取材してくれた  「F1 LIFE」が、敵に回る?事態に。
混乱した理由は、
「ZINOX F2000 Formula Trophy」は、
「Formula Regional European Championship」の下のカテゴリーに
なるのでは?という話。
日本のレース関係者からすると
「FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP」というのが
ありましてね。
2022年のチャンピオンって 小山美姫選手なんですよね。
女性です。さぁややこしくなりました。
Formula Regionalとは、基本的に
F1、FIA-F2、FIA-F3の下になりましてね。
その下が、Formula Regional、FIA-F4なんですよ。
日本でも Formula RegionalとFIA-F4は、この規格。
じゃ Jujuの取ったチャンピオンって?

・現在のF3の定義。
2019年、FIAはF3の規定を大きく変更し「従来のGP3及びEURO Formula
CAPを統合した FIA-F3を発足させた。また、この変更に際し、各国のローカルシリーズの主催者から独自シリーズの存続を求める声が多く上がっていたため、FIA F3とFIA-F4の中間カテゴリーとして新たに「FORMULA REGIONAL」を設けた。これにより、2019年現在のF3は、主に以下に分類される。

  1. 従来から世界各地で行われていた、2018年までの旧F3規格のシリーズ

  2. GP3を改組したFIA-F3

  3. FIA- F3とFIA-F4の中間カテゴリーとして新たに設けられた  FORMULA REGIONAL

  4. その他、上記のいずれとも異なるマシンで開催されるF3レースも存在する。

F3という名称は、FIAの独占使用となる。

日本の特殊性が、解る話なんですがね。
SUPER Formula の下に SUPER Formula LIGHTS、FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP、FIA-F4
となっていましたね。
要は、F3の規格が、2つあるんです。
主催者が、一緒で 同じ規格が、ある国。日本だけです。

大きく違うのは、シャーシでして
・SUPER Formula LIGHTS
・F2000 Italian Formula Trophy(ZINOX F2000 Formula Trophy)
・Austria Formula 3 Cup
・Euroformula Open Championship
これらのレースは、旧F3規格「Dallara 320」(ダラーラ)を使用している事。
だから Jujuは、FORMULA REGIONALより 上のチャンピオンで
SUPER Formula LIGHTS 同等のチャンピオンなわけです。

 この旧F3規格シャーシを使用しているレース及び2019年前に逆上っても
女性チャンピオンは、存在してないのは事実なんですよ。

そんな中、小山美姫選手が先日、こんなX(Twitter)を上げてましてね。

小山選手は、SUPER Formula LIGHTS で 結果が出なくで FORMULA REGIONALに下げてチャンピオンになったのです。
で、マカオGPで 更にランクを下げて 大人達やスポンサー達に融資を
してもらい FIA-F4を用意して貰い、1周目 1コーナーで ロケットを
発射する訳ですよ。負け犬にもなっていない。

ダラーラ 320か、それの進化版のクルマで チャンピオンにならないと
Juju と同一の評価にはならんでしょ。

日本の騒動中。
Jujuは、F2000 Italian Formula Trophyのご褒美に

LMP3のジェネタに 乗りまして。
ジェネタ勢の中では、ポール・リカールでトップタイムを叩き出すのです。 
LMP 3とは、
全長:4,650 mm以下
前オーバーハング:1,000 mm以下
後オーバーハング:750 mm以下
全幅:1,800 mm以上 1,900 mm以下
全高 (空気摂取口を除く):985 mm以下、(空気摂取口上端) 1,050 mm以下[
重量 (燃料含まず):950 kg以上
ロードホイール:前輪リム幅12.5 in (31.7 cm) 以下、後輪リム幅13.0 in (33.0 cm) 以下、リム径18 in (45.7 cm) 以下、前輪重量10.5 kg以上、後輪重量11.0 kg以上
リムにはめたタイヤ;幅13 in (33 cm) 以下、直径28 in (71 cm) 以下
燃料タンク容量:100 L以下
ニッサン・VK56
90度V型8気筒
排気量:5.6 L以上、
公称最高出力 (エアリストリクター無し):460 PS (338 kW) 以上

 主に IWSC、EUROPEAN LE MANS SERIES(ELMS)、Asian Le Mans Series(AsLMS)で走れるクルマなんですが。
日本には馴染みのない話ばかり。
ガラパゴス化している鎖国・日本レース界には、外人が堪能して祖国に
帰るけど 日本のレース結果では、世界に評価されない訳ですよ。

SUPER Formulaも SUPER GTも 日本だけのカテゴリー。
世界には繋がってない訳で。
Juju は、繋がって無さそうでも EUROの一国のCHAMPIONなんですよ。
やっぱり何が繋がる。
サウジアラビアのレースの打診もあったりして????
しかし、選択権は少ないのです。
彼女が、ステップアップをするカテゴリーとは、
・FIA-F3
・FIA-F2
・SUPER Formula
・INDY Car Series
しか無いんですよ。
Jujuは、現実的に招待されて 乗れる立場じゃないですよ。
最低でも 6億円以上の費用は掛かりますしね。
既に テストも始まってまして シート無いんですよ。
そんな中、

 

SUPER Formulaのテストに 彼女の名前が!

コイツに続き 500ps以上のシングルシーター。
しかも 最新の!シングルシーターに Jujuが、乗るのです。

何とこのテストには、TARO氏も取材に行ってたそうで!
F1 LIFE  に出演出来るような活躍になるのか?
米家氏は、テスト前に

こんな動画上げてましたからね。僕は有料会員じゃないので見れませんが。
実際、日本のレース関係者でも TARO氏くらい古くから JujuのFormulaレースを見て来た人がいないので 今回のテストの感想なんていうか楽しみ。

決裂した F1 LIFEと Jujuは、実力を見せて仲直りしたのか?
それは、次回の F1 LIFE次第だ!
(僕の知ったことでは、ないので)

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