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るろうに剣心〜The Final〜 観てきた感想

遂に迎えた最終章ってことで、Netflixでこれまでの作品を復習して、いざ映画館へ出陣。

豪華な出演者・セット。

観ただけでとんでもない制作費用がかかったことがわかる。

期待値がどんどん上がっていった。

内容はどうあれ、バトルシーンが多いこの作品はアクションシーンがとても重要な役割を果たしているため、格闘技経験者としてはやはり注視してしまう。

この作品で敵将として出てくる、雪代縁。

演じるのは新田真剣佑だが…

正直、度肝を抜かれた。

千葉真一のDNA恐るべし。

鍛え抜かれた肉体はさることながら、無駄が少なく洗練されたその動きには美しいとも感じとれた。

格闘技経験者とかはよくわかると思うが、殺陣や演技はあくまで見せるためにあるもので大袈裟になりがちだ。

実際はダメージ受けたり、与えたりしてもあんな風にはならないことが多い。

それゆえに、下手くそだとリアリティにかけるからすごくダサくてしょぼく見える。

しかし、新田真剣佑の技の力強さ、キレ、全ての動きが素晴らしかった。

戦闘シーンの最後の方が少し雑になっていたような感じがしたのでそこは残念だったが…

縁が精神的に崩れていくことを考えると、ああいう風な演技になるのかなとも考えられなくもないので捉え方の問題とも思った。

この「るろうに剣心」という作品から感じたのは、

いつの時代も平和を願い、人は戦い続けているということ。

人斬りにだった剣心が愛を知り、いつしか平和のために不殺を誓い、逆刃刀と共に戦乱の世を生き抜いていくこの物語はとても心を打たれた。

愛ゆえに愛に苦しんだり、復讐が復讐を生む哀しみの連鎖に巻き込まれるのは心が痛むが、早くも次のThe biginigが楽しみだなあ😌

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