【言語論】「フェラチオ」はどこから来たのか?

フェラチオの語源を調べたらラテン語由来だった。

なんでラテン語由来なんだろうということが気になった。

ラテン語系言語のフランス語では「fellation」と綴るらしい。

フランスに住んでいる友人にLINEで「fellationの読み方って『フェラシォン』で合ってる?」と連絡したら、そうそう(笑)、みたいな返事が返ってきた。やっぱり日本で定着しているフェラチオに響きが近い。

ちなみに英語では「blow job」(blowブロウ「吹く」※ドライヤーのブローも同意)。私たちが慣れ親しんでいる「フェラチオ」とはまったくの別次元の言葉。

※ちなみに「ディープ・スロート(deep throat)」は「喉の奥」という単語であって、行為ではない。

別件で「オナニー」はドイツ語「onanieren(オナニーレン:動詞:オナニーする)」が由来。

僕が住んでたベルリンにはOranien通り(オラニエン通り)という通りがあって、ギャグでドイツ人に「今日はOnanieren通りに行く」とか言うと爆笑してくれてた。どうぞ使ってみてください。

ちなみに英語ではmasterbate〈動〉、masterbation〈名〉。

こうしたエロティックワード、どうして欧州由来なのか?

■どうやって日本に伝来した?

「オナニー」に関しては医学に強いドイツからの”医学用語”として日本に輸入されてきたのかと察することができるが、「フェラチオ」に関してはなぜラテン語経由なのか・・・?

フェラチオ行為。日本でも古来から「尺八」などとして行為としては定着していたはずだが(浮世絵のエロ本などで出てくる)、何かのハプニングでラテン系の言葉が明治以降に入ってきたと考察する。

それが欧州を目指した明治の日本人使節団が帰国後に持ち込んだのかもしれないし、逆に日本の近代のために訪日した欧州知識人(ボアソナードとか)が持ち込んだ言葉かもしれない。

こんなに市民権を得た言葉なんだから、何かあるはず。

■体位としてのバックは通じない?

ちなみに体位としての『バック(back?)』。これは海外ではまったく通じない和製英語なので注意してほしいです。

正しい英語では「doggy style(ドギー・スタイル)」。doggyとはあのドッグフードのドギーマンのドギーで「犬の」〈形〉の意味。『犬のスタイル』という体位のこと。

そもそもbackとは「背中」〈名〉という意味。もしそういうことになっても「バック・プリーズ」などとは言わないように・・・

ああ、でもやっぱりfellationが気になる。。。

■響きの美しさ

Fellation, s'il vous plaît...♡(フェラシォン・すぃるヴぷれ)

ああ、やっぱりうっとりする。紅茶のフォションみたい。ラテン語の響き、やっぱり耳にここちよい。

ブロージョブ!!・・・では、なんだかなぁ。。。

どなたか、フェラチオを日本に伝えた人物に関する情報求ム💡❕❕

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クスっと笑えたら100円!(笑)そんなおみくじみたいな言霊を発信していけたらと思っています。サポートいつでもお待ちしております。