人は、しばしば達成したいことと自分のプライドを倒錯する。
例えば、自分の誤りを認め、頭を下げるだけで周りの人が気持ちよく動くのに、それができない。
目下の人間に舐められるのが怖いのか、もはや自分が間違っているかさえ分からないのか。
一つ言えるのは、欠けているのはどこに向かおうとしているのか、だ。
結果のためにはプロセスにこだわらない。自分より周りを活かす動きをする。人の話を聴き、良い意見は受け入れてやってみる。
その視点が欠けるから、成果もブレてくる。
人間だから、気持ちやプライドもあって当然だ。ただ、そのプライドをどこに向けるか。
自分ひとりのためか、周りと成果のためか。
それは見失いやすく、だからこそ昔の人は謙虚さの大切さを説いたのかもしれない。

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