なにかに映る姿は、その人の一部分でしかない。
画面だろうが、文章だろうが、そこにこうあるべきとその人が感じる姿で映し出されている。
もしくは、第三者によって演出が施されているかもしれない。
素のその人はまったく違う人で、身近な人にしかわからないこともある。
人は多面的だから、一面だけを見て判断するのは、誤りのもとだ。
物腰の柔らかさの陰に狂気が隠れていることもあるし、厳しさの中に優しさがあることもある。

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