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【日記】一生反抗期のススメ

私の好きなラジオのパーソナリティがいい話をしていた。
「自分はどんなベテランも売れっ子も一回心の中でバカにする」のだという。
これはこの世をサバイブする上でとても役に立つ知恵だと思う。

もちろん、だからと言って失礼な態度をとったり相手をリスペクトしないという訳ではない。そんな、触るもの皆傷つけるような体力はもうないし、むやみやたらに敵を作るのは賢くない。
あと、身の程知らずの振る舞いをするのも違う。そういうんじゃなく。

「崇拝」してしまってはいけないのだと思っている。
確かにどんな仕事でも、ベテランは業界を生き抜いて来たという問答無用の説得力を持っているし、売れっ子…仕事を信頼され忙しい人間というのは自信を身にまとい人を圧倒するオーラを持っている。
そういう人たちの言動に「この人がこういうなら間違いない」と、思考を停止させてしまうのが危険なんだと思う。

そして、「崇拝」してしまった相手とは一生友達にはなれない。
「崇拝」されてしまった方もそうだ。憧れの眼差しを向けられた人間はもう自分の敵ではなくなってしまう。つまり、その人の好敵手になることはなくなる。それは、憧れた人には一生を捧げたところで追いつけない、そいつの限界が作られてしまうということだ。

自分が憧れてやまない人に敵だと思ってもらえるようにならないと、好きなことに飛び込んだ甲斐がないじゃないか。

大好きな憧れの先輩にダメ出しを受けて「黙れ、売れっ子」と牙を剥くくらい骨太の心を持っていることが大事だと思う。

そうなるためには、牙を虎視眈々と磨き続けることだ。
(ついでに、ダメ出しをたくさん頂くために可愛らしさを身につけるしたたかさもあったらなおベターなのだと思う)

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