南国果実~パッションフルーツ~
みなさん、こんにちは。だもちゃと申します。
noteをご覧いただき、ありがとうございます!
早速ですがみなさん、見出し画像の赤紫色のまんまる果物…何かご存じですか?
私が関東+関西で生活していた約10年の間、帰省時を除いて一度も目にしたことはないので、沖縄県外に住んでいる方にとってはあまり馴染みのない果物かもしれません。
実はこれ、パッションフルーツという南国果実です!(見出しの画像は知り合いのパッションフルーツ農家のAさんから頂いた果実を縁側で撮影したものです)
今日は、パッションフルーツについて以下にまとめていきたいと思います。
【基本情報】
・花が時計のように見えることから「クダモノトケイソウ」という和名を持つ。
・つる性の多年生木質草本(木本ではないので植え付けた年から収穫を始めることができる)。つるをきちんと処理する必要がある。
・花の中央にめしべ、外側におしべがついている。受粉の時期になると、めしべがうにょ~んとおしべ側に反ることで自家受粉する(受粉率を上げるため、反ったタイミングで農家さんが1つ1つ手作業でめしべに花粉をつけていく)。多品種とのかけあわせをすることで収量が上がる。受粉率は、気温・湿度にも影響されるといわれている。
・日本では赤紫色の品種が主流。他には黄色の品種、赤紫色×黄色の品種がある。果実の大きさは4~6 ㎝ほど、丸型または卵形をしている。
・果実の中には、ゼリー状で半透明の仮種皮に包まれた山吹色の果肉(果汁)・深緑~黒色の種子が入っている。
・2017年国内での生産量は、1位鹿児島県(321 t)・2位沖縄県(127 t)・3位東京都(70 t)である(あれ…東京都でも生産されてる!!売られてるのは見たことないのに。生産量が少ないから、タイミングを見計らって希少価値の高い果物として販売されているのかしら…。)
・主にハウスでの栽培がおこなわれており、日照時間が足りない冬は電照栽培を行う(13時間30分以上の日照時間が確保されるよう調整)。沖縄では4月下旬以降に収穫のピークを迎える。
・β‐カロテンが豊富!体内でビタミンAに変えられる。皮膚や粘膜を健康に保つ働き、免疫力を高めて風邪を予防するなどの効果が期待されている。パッションフルーツ100 gあたりのβ‐カロテンは1100 μgで、フルーツの中ではトップクラスの多さ。カリウム、ビタミンC、ビタミンB6、葉酸、ポリフェノールの仲間などが含まれる。
・熟するとマンゴーのように落果するので、袋をかけて実が傷つかないようにする。落果後、追熟させることで酸が抑えられて甘さが増す。パッションフルーツ畑周辺や作業場では、しばしば洗濯ばさみなどを使って果実をつるしている光景が見られる。下の写真には黄色の品種も含まれています。探してみてください!
【食べ方~シンプルに生食編~】
・キウイフルーツと同じ要領で果実を半分に切ると、スプーンですくって食べることができます。中央から半分に切ると果汁があふれてしまってもったいないので、私はいつも横断面が小さくなるように果実の端側を切って食べるようにしています。
・パッションフルーツのトロピカルな芳香と甘酸っぱい果汁を贅沢に1口でいただきます♪♪ うん、おいしい。中身がどうなっているのか…GW頃、沖縄へ来る機会がありましたら、ぜひ農産物直売所でパッションフルーツを探してGETしてみてください。実はパッションフルーツは、白桃やイチゴのように鮮度が1番!ではなく、時間が経って外側の硬い皮がアボカドみたいにしわしわ・でこぼこになった頃が食べ頃です。旅中(たびなか)でGET、2~5泊後お土産として持って帰って自宅で食べる、という感じでも全く問題ありません。購入後1~2週間程度は放置でOKですので、非常に扱いやすい果物だと思います。GW頃、沖縄へ来る機会がない方…ぜひ、夏にお越しください!笑 夏本番ですと、また違った南国果実(いつか紹介いたします)を楽しむことができますよ。
【食べ方~ひと手間加えて加工編~】
・冒頭ででてきた知り合いのパッションフルーツ農家Aさんと、お友達の同じくパッションフルーツ農家Tさんから、パッションフルーツをたくさんいただいたのでジャム作りに挑戦しました。果物重量の1/3の砂糖とレモン汁を果肉(果汁)に混ぜ、とろ火でぐつぐつと煮込みます。
・香りが増し、山吹色が濃くなった後、香りが減った?!ような気がしたので火からおろすことにしました。ジャムの完成を心待ちにしていましたが、なんと…ジャムにならず。煮込み時間が足りなかったのか全く固まらない!さらっさらです!noteに書いておきながら…ジャム作りとしては失敗でした!
・ジャムになれなかったパッションフルーツたちは、下の写真のようにシロップとしてホットケーキにかけたり…(生地にもパッションフルーツの果汁+種を入れたが風味は弱かった。食感は〇かな?という感じ。)
・牛乳と混ぜてパッションミルク(仮)にしたりしていただきました。
どちらもおいしかったです♪♪
まあ、そんなこんなでおいしいパッションフルーツ。これからの季節が旬になりますので、出会ったときはぜひ挑戦してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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