wjマーダーミステリー【キミと青いヨルの】プレイレポ

【警告】
以下の記事内容は週刊少年ジャンプ2023年16号付録のマーダーミステリー【キミと青いヨルの】のネタバレを含んでいます。

マーダーミステリーは推理ゲームという都合上、ネタバレを知った者がそのシナリオをプレイすることは歓迎されません。よって既にプレイ済み・もしくは未来永劫プレイの予定がない方以外は以下の閲覧を推奨しません。
また、以下の内容は読み物として面白おかしくなるように実際のプレイ内容を過度に誇張した内容となっているので実際のプレイ内容そのものではありません。
以上のことをご了承の上、以下をお読みください。

と言うかこれを読んでも内容が解るようには書いていないので、些細なネタバレでプレイできなくなるのは損だぞ!!やれそうな人は早くやってくるんだ!

承前

登場人物一覧
貴金属:記事執筆者。戯言ではヒトクイが好きなタイプ。
九兆さん:球磨川禊の『ぼくは悪くない』を持ち芸にするタイプの重篤ニシオニスト。
26さん:毎週のジャンプで暗号学園の感想やってるタイプ。
工倶箱さん:西尾維新で好きなキャラはキスショットの師匠筋のめっちゃ自殺した人と貝木泥舟。

(以下、適宜敬称略でお送りします)

これはキミ自身が”謎”を解き明かす物語だ──

近年俄かに盛り上がりを見せる会話型推理ゲーム「マーダーミステリー」。

wj2023年14号「暗号学園のいろは」より

その勢いはジャンプ漫画にも登場し、なんと実物のゲームがついてくることとなった。

wj2023年16号より

毎週ジャンプの感想をやってるジャンプっ子(*成人男子ども)としてはこの波に乗ってみたいとなり、早速プレイを始めてみた。以下はそのプレイレポである。

配役決め

マーダーミステリーはロールプレイのゲームだ。
なので、まず最初にやることは用意されたロールの中から配役を選ぶこと。

リーダー気質の演劇部…カオル
ミステリアスな吹奏楽部…ユキ
一匹狼の帰宅部…レン
大人しい文芸部…ウミ

今回のゲームでは、以上の面子から演じるキャラクターを選ぶ。

貴金属「丁度よく文芸部と演劇部揃っているけどどうする?」

貴金属…学生時代文芸部。
九兆……学生時代演劇部。

貴金属「とりあえずリアル文芸部員なのでウミやりたいと手を挙げます」
工倶箱「帰宅部だったのでレン希望です」
26「吹奏楽経験者です、コントラバスだけど」

九兆「ユキ役譲るしかねえ!」

なんと参加者全員がリアル部活経験から配役決定することに。奇遇だ……

そして建てたDiscord部屋の加入人数を見てみると、

「な、なんか50人ぐらい観劇にやってきてる……」

プレッシャー重大!
果たして完全初心者軍団はマトモにプレイを完遂できるのだろうか……?


本編開始

配役が決まったことで、自己紹介フェイズから入ることに。

「とりあえずみんな自己紹介をしようか。ぼくはカオル。演劇部に所属している。梨乃は僕の演技練習につきあってくれていたんだ」
「私はユキ。普段は吹奏楽部でコントラバスを担当してるの。梨乃との関係は……言いたくない」 
「オレはレンだ。部活には入っていない。梨乃とは、そうだな、はぐれもの仲間ってとこかな」

「ぅ私はウミ。文芸部……よ。梨乃とは、物語を通じて仲良くなったわ」

「最後待てや!!!」

勿論、ハンドアウトに載っている「おとなしい文芸部員」がそんな特徴的な口調をしているわけはない。

「めだかボックス」100箱より

「おい貴金属!!!!この作品は『めだかボックス』ではなく、『キミと青いヨルの』だ!!!!!!!!!!」
『ぼくは悪くない』
『強いて言うなら被せてマダミスをやった西尾維新が悪い』

「十二町矢文……じゅウにちょうやぶミ……だからウミであってると思うんだ」
「そもそも十二町矢文は図書委員長であって文芸部じゃねえ!!!」

ロールプレイ持ち込み失敗。
アホは「今日初対面のキャラをロールするよりも知ってるキャラをベースにロールした方がやりやすいと思ったから!!」とほざいており。
(*良い子は真面目にやりましょう)

そんなボケを初っ端にやらかしたが、その後は順調に進んでいく。

ユキが大きなコントラバスケースを押しているのを見たよ」

舞台裏
26「コントラバスw キャラ決め段階でぜって〜トランペットだと思っていたのに」
工倶箱「コントラバス、まさかのシンクロだったww」
九兆「コントラバスが被るとか俺ユキ役譲って正解じゃんww」

【梨乃が失踪した。  クラスメイトには隠し家庭の事情ということにするように。】
ウミ「……隠蔽!? この腐った世の中にベイベー!?」
カオル(ツッコミ入れないぞウミ)
カオル「まずさっきの秘密の話…梨乃の病気の話は本当、ってことなんだろうね」
ウミ「多分……けれど他の理由があってもおかしくないわね。  政府の秘密組織の実験体にされていて、投薬実験をされていたなんてことも────」
カオル「(無視)」

そして話が進んでいき、色々な情報が出てきたところで、遂に発生するプレイヤー間対立!!

カオル「分かったよ、全ての真相が」
カオル「なあ、ウミ」
カオル「キミが梨乃を変装させて学園から出て行かせたんじゃないかい?」
ウミ「……変装をさせるなら、私よりもあなたの方が適任じゃない? 演劇部員のカオルさん?」

ゲームだと解っていても疑われるこの緊張感……!
投票ゲームなので無論黙って疑われる訳にもいかずに言い返し、ヒリヒリとした空気が流れます。

そして制限時間が来て、推理フェイズに突入。
ここまでの会話内容で得た情報による推測、この時の為に敢えて伏せていた情報による追い詰め、これでベスト探偵賞は私のものだぜ!!

ウミ「(ほにゃららほにゃらら)で私の行動と言及が食い違っている! つまり犯人は……お前だ!!」
容疑者「すいません、訂正忘れてたんですけどそれ誤字です」
貴金属「なーーー!?」

人がやることなので当然間違いも……ある!!

そして投票フェイズが終わった後────

「???フェイズ」

なんと更なる謎が提示される予想外の展開!事態は思わぬ方向へ!

ウミ「答えは……これね!!」
(反応なし)
ウミ「え、ちょっと待ってここは答えコレじゃないの!?もう一段ひねるの!?」

またも格好つけてトチるアホ。

犯人「ウミのボケがあまりに振るった為、ぶっちゃけ真相を暴いてくれるのか心配で心配でたまりませんでした」

ぐうの音も出ねえ。

そして最後の謎を解いた時、感動の結末────

感想

普段ミステリも後書きから読むタイプの人間がテンションで推理ゲームに参戦していいのかな!?と思いながらプレイしていましたが、実際にやってみると、容疑者が絞られている・ヒントになるようなものが出てくることや、プレイヤー同士に与えられているサブ目標によって隠したい情報や積極的に聞き出したい情報等が出てくる為、結構ちゃんと考える余地がある!!

そしてやっぱり裏に人間がいるゲームなので、疑われた時結構……ゾクゾクする!
嘘をついていない部分で探られるあの感覚はなかなかに得意苦手が別れると思うので、だいぶプレイヤー同士の仲の良さもしくは一期一会さが求められそうな感じがしますね!!

とりあえず、楽しい時間を過ごせたので今回の企画を立案した週刊少年ジャンプの方々と、一緒にテーブル囲ませて頂いた方々に感謝を!


……ところで、今回の奴をプレイしたけれど「すべて」終わることが出来なかった人へ。
ゲームの流れの説明を、きちんと最後まで読んでみるといいかもよ?

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